新車価格帯 | 383万~569万円 | おすすめグレード | 350GT HYBRID |
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JC08モード燃費 | 18.4km/L | エコカー減税 | 減税対象 |
排気量 | 3,498cc | 車両重量 | 1,760kg |
最高出力 | 225kW(306PS) | 最大トルク | 350N・m(35.7kgf・m) |
立体駐車場 | ○ | リセールバリュー |
スカイラインはプリンス自動車の前身である富士精密工業が、1957年に生産を開始しました。
プリンス自動車が日産自動車と合併された後も、日産を代表する車として歴史を積み重ねていくことになります。
初代ALS型の発売は1957年4月であり、1500ccの3速MTでボディタイプは4ドアセダンと2ドアクーペでした。
翌1958年には東京モーターショーの前身である全日本ショウにスカイライン1900の試作車が展示され、当時皇太子であられた天皇陛下が試乗されたことで話題になりました。
1963年に2代目S5型が1500ccで発売され、1965年にはG7型直列6気筒OHCエンジンを搭載したスカイライン2000GTも発売されました。
この間の1966年にプリンスと日産が合併し、ニッサン・プリンス・スカイラインの名称になりました。
通称ハコスカの3代目C10型は、1968年に合併後の初めてのモデルとして発売されました。
1972年に発売された4代目C110型はCMに登場したキャラクターであるケンとメリーのカップルから、「ケンメリ」の愛称で広く知られました。
「愛のスカイライン」のキャッチフレーズもこの頃です。スカイラインのシンボルとも言える丸形テールランプも、ここから始まりました。
1977年に発売された5代目C210型は、通称をジャパンといいます。1981年に発売された6代目R30型はアールサンマルとも呼ばれ、またCMにポール・ニューマンが出演したことからニューマン・スカイラインとも呼ばれていました。
続いて1985年には7代目R31型が、1989年には8代目R32型が発売。8代目はGT-Rの復活が大きな話題となりました。
その後は1993年に9代目R33型、1998年に10代目R34型、2001年には11代目V35が発売されました。
11代目からは今までのスカイラインとは一線を画しており、従来からのファンの間では賛否がわかれつつも、北米では高評価を得ています。
2006年に発売された12代目スカイラインからは、ラインアップにスカイライン市場初のクロスオーバータイプが追加されました。もともと北米でインフィニティブランドとして販売されていたものを逆輸入する形です。
そして2014年には13代目スカイラインが発売されました。発売当初は全グレードでハイブリッド仕様に統一されていましたが、2014年5月にターボエンジン搭載の「200GT-t」がグレードに追加されました。このダイムラー社製のエンジンを積んだモデルは走りにこだわるファンから強い支持を受け、好調な販売を見せました。
スカイラインは、ドライバーごとに車の特性を選択することができ、ハイブリッド仕様車では96特性、ターボ車では72特性の中から細かく設定することができます。
また、その設定したドライバーの運転環境を3人まで保存しておくことができるため、素早く自分好みのカスタマイズしたスカイラインでドライブすることができます。
細かい設定がよくわからないという方でも、「STANDARDモード」「SPORTモード」などのおすすめのモードがあるため安心です。
アクティブラインコントロールも搭載されており、高速域での直進性が向上しおり、ドライバーの負担を軽減しています。
安全機能も、前方衝突予測警報や、エマージェンシーブレーキ、インテリジェンスクルーズコントロールなどの機能が搭載されています。
これにより、安全に安心してドライブを楽しむことができるでしょう。
サイズ的には、国内のセダンとしては比較的幅が広いものの、一般的な立体駐車場であれば入庫可能な大きさといえます。
燃費性能
2WD車の「350GT HYBRID」が18.4km/L、4WD仕様の「350GT FOUR HYBRID」が17.0km/L、「200GT-t」が13.6km/Lとなっています。
「350GT HYBRID」は平成27年度燃費基準+20%及び平成32年燃費基準、「200GT-t」が平成27年度燃費基準をそれぞれ達成しています。
※2015年4月1日以降のエコカー減税による減免割合についての詳細はメーカーにお問い合わせください。