軽自動車投資として大人気のスズキジムニーで転売ヤーデビュー | カーライフマガジン

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終身雇用制度も崩壊し、安定した老後の不安が絶える事のない昨今

自動車好きなら、その車への情熱をを投資に傾けてみるのも楽しみ方の1つです。

自動車投資の最もポピュラーなものが転売。

しかし、いざ自動車転売に乗り出してみても、実際のところ何から始めれば良いのか分からないというのが一般的な悩みです。

まず必要となるのが、転売用の自動車を購入するための資金

キリ良く100万円の資金を例に高効率な自動車転売の方法を考えてみたいと思います。

プロの自動車査定士からみて、この資金で最もオススメな商材となるのがスズキ ジムニーです。

なぜジムニーが商材として魅力的なのか。

併せて、今イチオシの最新モデルに関しても、プロとしてどんな形に見えているのかをお伝え致します。

少しでも高く転売するための方法と、取引されている金額の特徴について紐解いてみます。

1.ジムニー転売が儲かる理由

ジムニーが転売に向いているというのは、もちろん私個人の趣味を押し付けているわけではありません。

オススメするのには、しっかりとした裏付けがあってのことです。

その理由の最たるものが軽自動車だということです。

軽自動車の取引において、必要書類は次オーナーの住民票1通のみというお手軽さ。

印鑑証明も委任状も必要ありません。

車庫証明の申請の必要性も重視されていないため、管轄の軽自動車検査協会での登録のみで取引ができるのです。

必要書類が少なくて済むということは、単純に書類コストが安くなるだけではなく、踏むべき手続きにかかる時間も少なくて済むということになります。

転売をするにあたって、経費よりも時間を削減できるのは大きなメリットです。

そして、ジムニーには既に根強いファンが確立されています。

たとえ発売初期の頃のLJ10型でさえ、ジムニーという名前だけで驚くような価格がついてしまいます。

ジムニーの特徴や取引金額から、プロがどのように転売用にジムニーを扱っていくか紹介しましょう。

2.40年以上続くコアな人気

スズキ ジムニーは、1970年代から発売されている軽自動車のオフロード向き4輪駆動車です。

ジープ チェロキーの構造を参考に製作された本格的なオフロード車です。

丈夫さ・軽さ、そして機動性の高さを併せ持ち、その性能から国内外を問わず高い人気を博しています。

また、最近ではSUVともいわれる他の自動車と比べても、ジムニーはデザイン面でも一線を画しています。

 •小型で可愛らしい見た目  •ラダーフレームによる汎用性

 •アフターパーツの充実性。

他にはないこうした特徴から、ジムニーは1970年の初生産から現在まで愛されてきました。

ジムニーが転売に向いているのには、こうした長年続くコアな人気が背景にあるのです。

3.回転率の高さ

転売など物販に取り組むうえで何よりも怖いのは在庫コスト。

在庫にももちろん税金がかかります。

 •管理する場所  •簡易整備費用

 •燃料費

というように、在庫しているだけで経費は掛かり続けます。

売れなければ、利益が出ていないにも関わらずそれらのお金を負担し続けなければなりません。

ですが、ジムニーは新旧を問わず根強い人気を誇り、回転率が高いという転売をする上で最大の特徴があります。   

早く売ることができれば

仕入れ→販売→利益

という流れを加速させることができ、在庫回転率を上げ、継続して利益を生み出す仕組みを作りやすくなります。

固定層を持つジムニーだからこそ、転売の商材としてオススメなのです。

4.事故車でも利益が出せる

ジムニーは、事故車でも十分に利益を出すことができます。

100万円という予算でも実働車の仕入れが可能ですが、事故車ともなればその仕入れコストは俄然下がっていくのです。

仕入れコストが下がれば、その後必要となる経費にも余裕ができ、うまく回すことができれば在庫の台数を増やすことだって可能になります。

なぜジムニーが事故車でも利益を出せるのか、理由には先ほど説明した新旧問わず高い人気以外にも、もう一つ大きなものがあります。

それは、ジムニーの一般車とは異なる特殊な構造が、コアなファンを掴んでいるという事実です。

ジムニーはフレーム型という一般車とは異なる車体構造の中でも、さらに特殊なラダーフレームという構造を採用しています。

フレーム型はその名の通り、丈夫なフレームを作成。

そのフレームの上にボディを置く構造になっています。

一般車で採用されている、モノコック型と呼ばれる車体構造よりも丈夫で、比較的簡単に生産できるのがその特徴になります。

そのフレームが梯子型であるタイプのものを総称してラダーフレームと呼びます。

梯子型のフレームに加えて、フレーム部分にサスペンションやエンジンが搭載するという構造になっています。

つまり、ボディが大破してもジムニーは問題なく走行できるのです。

一般車ではありえないような状態の事故車でも、ジムニーであれば修理販売ができてしまうのです。

数万円という低価格でもジムニーは仕入れ可能です。

経験測からいうと、ジムニーの事故車は大体仕入れ価格の2倍から3倍ほどが売値になります。

事故車以外にも、修理歴があるジムニーは仕入れ価格を落とすことができます。

事故車ほどではありませんが、修理歴のある自動車も歴なしの自動車に比べれば仕入れ価格は安くなるのでこちらも仕入れにおすすめです。

5.ジムニー転売を始めるのにおすすめモデル

以下では予算を100万円と仮定し、転売におススメモデルの情報を販売相場や平均仕入れ価格など年代順にご紹介していきます。

 •モデル1 1992~1994年 JA11型 パノラミックルーフK6Aエンジン搭載モデル

最初にご紹介するのが、1992〜1994年頃まで生産していた2代目ジムニーのマイナーチェンジモデル、JA11型パノラミックルーフモデルです。

パノラミックルーフと呼ばれる一般的なジムニーとは異なった高い屋根が特徴的。

ただ、元々ジムニーは屋根が小さく、小型で可愛らしい見た目が人気の理由の1つ。

JA11型はジムニーの小型で可愛らしく、角ばっているというジムニーならではの特徴を持ち、旧モデルの中では高い人気を誇ります。

ですが、実はこのJA11型パノラミックルーフモデル、パノラミックルーフを搭載したことにより、少々縦長の見た目に。

その微妙な見た目からジムニーファンの間ではあまり人気のないモデルでした。

ですが、その人気のなさからか市場価格は安くなり、近年ではジムニーの入門モデルとして再評価されているのです。

中古販売価格の相場は10万円台から20万円台と仕入れ価格も安くなっております。

未修理車でも10万円以下、安い場合には4~5万円ほどで仕入れることも可能です。

初めての仕入れにおススメできるモデルです。

 •モデル2 2001~2004年 ジムニー 660 ランドベンチャー K6Aエンジン搭載モデル

2000年代前半より登場。

2018年最新モデルの直前までマイナーチェンジモデルが生産されていたのが、ジムニー 660ランドベンチャーです。

ジムニーの特別仕様車という位置づけで、高い撥水機能、専用のブラックメッキグリルなど、性能から見た目までワンランク上のモデルとなっています。

年式が新しいものであれば、新品定価近くの100万円台の高額で販売されている人気モデル。

ですが、2001年~2004年頃までの比較的初期のモデルであれば話は違います。

中古相場は大体20万円~30万円ほど、仕入れ価格も10万円台が相場となっています。

100万円の予算でも手軽に仕入れられるのです。

比較的人気の高いモデルで、型が古くてもランドベンチャーが購入できるなら、という人もいるほど。  

売れるまでの速度も速いので、キャッシュフローも意識しやすい、転売初心者におすすめのモデルです。

 •モデル3 1995~2000年代初頭 JA22型ジムニー660ワイルドウインド K6Aエンジン搭載モデル

ランドベンチャーと並んで人気の高い、ジムニーの特別使用車の一つが、ワイルドウインドです。

高級仕様のランドベンチャーと異なり、高い撥水性能、大量に荷物を詰め込める、掃除のしやすいトレータイプのマットなど専用装備を搭載。

アウトドアでの使用に特化したモデルで高い人気を誇ります。

転売目線でいうと、とりわけ、初期モデルである、1995年~2000年代初頭までのランドウインドは、仕入れ価格が安くなっているのでおすすめです。

販売価格は20~40万円ほど、仕入れ価格であれば10万、高くとも20万円ほどが相場です。

比較的仕入れも簡単で回転率が高いモデルといえるでしょう。

6.ジムニー最新モデルは転売に向いている?プロ目線で解説

ここまででは、ジムニーの転売が魅力的な理由、なぜ商材として向いているのか、そして転売を始めるためにおすすめのモデルをご紹介してきました。

転売ということで、利益の出る旧型モデルについて多く触れてきたわけですが、本格的に転売を始めるのであれば、市場動向を探ることも大切です。

同じものを販売しているだけでは頭打ちになりますからね。

 •最新モデルのジムニー空前の人気 旧型車への注目も集まる

2018年7月に発売された新型ジムニー、ハイグレードモデルである新型ジムニーシエラは予約1年待ちとも言われる空前の人気を博しています。

三代目のジムニーの生産が開始されてから約20年。

これまでに数々のマイナーチェンジモデルが生産されてきました。

ですが、2018年7月に最新モデルが発売されるまで、スズキはジムニーのフルモデルチェンジを行ってきませんでした。

そのため、新型ジムニーへのファンの期待感は高かったのです。

また、昨今人気のSUV車を購入したい新興ファン層にとってもジムニーは145万、ハイグレードモデルの新型ジムニーシエラでも176万円という、頑張れば手が届く価格設定

複合的な要素が、一般販売車としては空前の人気を博している背景にあるのです。

オークションサイトなどでは既に新型ジムニーはメーカー希望定価を大きく上回る価格で販売されています。

実際のところ、利益が出るとはいえ、安く買って高く売るという原則には反しています。

併せて、転売初心者だと、予算的にも手を出すのは困難です。

7.空前のジムニーブーム併せて自動車投資に参入することがおすすめ

その一方で、空前の人気を受けて、現在旧型のジムニーにも注目が集まっているのも事実。

新型を購入したかったけど、予算的、時期的な問題から購入できない

あるいは新型の人気でジムニーに興味を持ったという方が増えています。

そんな人たちのジムニー対する需要が今、旧型車に流れているのです。

転売に限らず、全てのビジネスは最初の売り上げを上げるまで、つまり0を1にする作業が最も難しいもの。

新型ジムニーの人気に乗じればその期間を短くすることもできるのです。

ここでの情報を参考に、ジムニーから軽自動車転売デビューを検討してみてください。

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