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自動車ローンの正しい予算の決め方|元ディーラー営業マンが教えます!

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新車の購入は人生の中でも大きな買い物なので、ローンを組むという人も多いと思います。
購入を検討する上で、土台とも言える「予算」ですが、ローンで支払いをする場合、購入代金の全額を購入時に準備するわけではないので、どうしても予算がアバウトになりがちです。

しかし、ローンで購入するからこそ、予算についてしっかり考えなければいけません。

予算の設定を間違えてしまうと、本当に自分に合った車を探すことが困難になるだけでなく、後々の生活に支障をきたす可能性が出てきてしまいます。

今回は、車をローンで購入する上での正しい予算の決め方を元ディーラー営業マンである筆者がお伝えしたいと思います。

まずはローンを組む上での予算の重要性と、間違った予算を設定してしまった場合の危険性を解説していきます。

予算をちゃんと決める重要性とは?

ローンを組む場合に予算を正しく決めることが、なぜ重要なのかというと、大きく2つの理由があります。

1.本当に自分に合った車を見つけるため

新車の購入を検討することとは、非常に多くの選択肢の中から1つのプランを決める作業です。
車種、グレード、オプションといったたくさんの選択肢の中から、自分に合った組み合わせを選ばなければいけません。

ただし、自分の要望の全てを満たす車を購入できる人は、そこまで多くありません。
ローンを検討している人の多くが、車に費やせるお金に限度があるからです。

ひたすら自分の要望を加えていくと、すぐに予算オーバーになってしまいます。
そのため、自分の要望に優先順位をつけて、予算内に収まるように組み合わせを考えなければいけません。

しかし、プランの土台となる予算が曖昧であったり、間違っていると、最終的に考えた組み合わせが最適なものでなくなってしまう可能性があります。
例えば、本来なら必要だった装備を無理に諦めていたり、逆に不必要な装備を選択して無駄に出費を増やしてしまうこともあります。

予算を正確に把握することで、無数の選択肢の中から自分に必要なものだけをピックアップしやすくなります。
そうすることで、決められたプランはあなたに合った組み合わせになっているでしょう。

2.車の良さを最大限に引き出すため

本当に自分に合った車を手に入れると、それまでの生活よりも快適に過ごすことができるようになります。

しかし、それは予算が正しく設定された上であなたに合った車を購入した場合です。

予算の設定を間違えてしまうと、購入後に生活全体のバランスが崩れてしまいます。
車に関わる出費のために、他の出費を我慢しなければいけなくなってしまう可能性があるからです。

新しい車を手に入れたことで、あなたの行動に選択肢が広がったとしても、金銭的な余裕がなくなってしまっては充分に車の良さを引き出すことができないかもしれません。
そうなってしまえば、せっかくの車が宝の持ち腐れになってしまいます。

最近の車は、様々なシーンに合わせて快適に過ごせるような装備や機能がどんどん増えてきています。
そういった車の良さを最大限に引き出すためにも、正しい予算を決めることが重要になってきます。

予算を正しく決めないとどうなる?

もし予算を間違った決め方をしてしまった場合どうなってしまうのでしょうか?
適切な予算でなかった場合、次のようなケースが考えられます。

生活が苦しくなる

上で解説したように、予算が間違っていると、その後の生活のバランスが崩れてしまい、生活が苦しくなってしまう可能性があります。

突然の出費に対応できない

生活していく中で、急な出費というものは必ず出てきてしまうものです。
そういった突然の出費には、突然の転勤などによる引っ越しや病気といった予測できないものから、税金や保険料など前もって準備しておかなかったことで、急な出費に感じてしまうケースなど様々です。

普段の生活が常にギリギリな状態だと、こういった思わぬ出費に対応できないことがあります。

支払いが滞ると後の生活にも影響が

元々の予算が間違っていると、ローンの返済が難しくなってしまう場合もあります。

もし返済が滞ってしまうと、その情報が金融機関に記録され、のちのち他のローンを組もうとしても審査が通らない可能性が出てきます。
結果として、後々の生活での選択肢を狭めてしまうかもしれません。

最終的には車を手放すことに

予算を正しく決めていないと、もしかすると支払い能力を超えたプランになっているかもしれません。
支払いが不可能になってしまった場合、最終的には車を手放さなければいけなくなってしまいます。

新しい車によって快適な生活を手に入れられるかは予算次第!

新しい車を購入するときに、誰もが今よりも快適な生活を夢見ると思います。
快適な生活を送るためには、あなたに合った車を選ばなければいけません。

ただし、車の性能だけを見ていては、あなたに本当に合った車かどうか判断できません。

どれだけ性能の良い車でも、予算が正しくなければ、あなたの生活を豊かにはしてくれません。
それどころか、新しい車を購入したことがあなたの生活にとってマイナスになることもありえます。

新しい車があなたにとってプラスになるか、それともマイナスになるかは、実は最初に決める予算による部分も大きいのです。

ですからここからは、本当にあなたに合った車を見つけるための、正しい予算の決め方を紹介したいと思います。

予算を正しく決められるかどうかで、新しい車があなたにとってプラスになるのか、それともマイナスになるのか変わってきてしまいます。

正しい予算を決めるには、いくつかのプロセスを順番に考えていかなければいけません。
そこで、ローンを組む上での正しい予算の決め方をポイントごとに紹介していきたいと思います。

正しい予算を決めるためのポイントは大きく分けて次の3つです。

1.車に費やせる金額を計算する
2.車の維持費を計算する
3.月々の返済金額の限度を決める

1.車に費やせる金額を計算する

まずは収入のうち、どれぐらいの金額を車に関わる出費に費やすことができるのか計算しましょう。
そのためには、あなたのお金の出入りを把握しなければいけません。
多くの人がこのステップを飛ばしていることが原因で、正しい予算を決められていません。

このときに月々で計算するのではなく、年間の収支を計算した方がよいです。
ボーナスのような臨時的な収入もあれば、支出の面でも月によって変わってくるため、1年を通して計算した方が正確な金額を計算しやすいためです。

しかし、普段から家計簿をつけるなどして、自分のお金の収支を把握できている人は良いですが、そういった習慣のない人も大勢います。

そういった人ほど、適当に予算を決めがちですが、自分の家計を把握できていない人こそ予算を慎重に決めるべきです。
大まかにでも良いので、平均的な生活費と主な出費を計算してみましょう。

このときに注意すべきポイントが、近々車の購入以外に大きな出費がないかどうかです。
予想できる範囲で、そういった特別な出費も計算に入れておきましょう。
そうすることで、おおよその車に費やせる金額が分かるはずです。

2.車の維持費を計算する

車に費やせるおおよその金額が分かったからといって、その金額全てをローンの返済に充ててはいけません。
正しい予算を決めるためには、次に維持費を含めた車に関わる出費を事前に把握しておく必要があります。

車に関わる出費がトータルでどれほどかかっているのか、正しく把握している人は意外と多くありません。
車を所有することで、購入代金や燃費以外にも多くの出費が必要になってきます。

そういった諸々の出費を考えずに予算を決めてしまうと、後悔することが多くなってしまいます。
1年にかかる車の維持費を計算するには、次の5つを確認してみましょう。

・ガソリン代
・駐車場代
・税金
・保険代
・メンテナンス代(オイル交換、定期点検、車検代など)

多くの人が購入費用だけに注目して予算を決めてしまうので、維持費を節約しようと考えます。
適度な節約は良いことですが、金銭的に余裕がないために必要な維持費にお金をかけられないのでは意味が違ってきます。

維持費を考えずに購入予算を決めてしまうと、保険のプランを必要以上に安いものにしたり、メンテナンスを怠ってしまうケースが多いです。

そういった節約の仕方は、結果的に余計な出費が増えてしまう可能性があります。
事故を起こしてしまったときに充分な保険金が受け取れなかったり、整備不良の発見が遅くなって大掛かりな修理が必要になる場合もあります。
こういった出費は、先に車の維持費を考えた上で予算を決めることで避けられるものです。

また車検代や税金のお金を事前に考慮しておかないと、支払いが迫ってから慌ててお金を準備しなければいけなくなります。
そういったタイミングに他の大きな出費と重なってしまうと、一時的に金銭的な余裕がなくなってしまいます。

そういった事態を避けるためにも、払わなければいけないと分かっている費用は事前に準備できるように先に計算しておきましょう。

ガソリン代については、乗り換えの場合だと、これまでの車と新しい車では燃費性能が異なるかもしれないので、検討している車種に合わせて計算すると良いでしょう。

3.月々の返済金額の限度を決める

ここまでくれば、購入代金の正しい予算が分かったも同然です。

つまり、車に費やせる金額から維持費を引いたものが、1年間に車の購入代金として使えるお金です。
その金額を12ヶ月で割ると月々の返済上限額が計算できます。
この返済額に収まる範囲内でローンを組める購入代金が、正しい予算だということです。

計算の結果が、思ったよりも少ない金額で驚いた人は、そのままローンを組んでいた場合、高い確率で後悔していたかもしれません。

支払総額ではなく返済プランに注目すべき!

多くの人が車の購入代金の総額ばかりを意識しがちです。
確かに、購入代金の総額も大事ですが、ローンを組む場合は、返済プランがあなたに合っているかどうかが非常に重要です。

同じ支払総額でも、ローンの返済プランが変わるだけで、生活が急に苦しくなることもあります。
つまり、ローンにおける正しい予算とは、購入代金の支払総額のことではなく、どのように返済していくのかというプランそのものだということです。

月々の返済額の上限を把握しておくことで、実は検討できるプランの幅が大きく広がります。
頭金や返済期間を調節することで、購入代金の支払総額を無理なく調整することができるからです。

他にも残価設定型のプランや低金利のキャンペーンを上手く利用することで、選択肢は広がっていきます。
選択肢の幅が広がるということは、それだけあなたの要望を叶えやすくなるということです。

このようにローンで車を購入する場合、自分に合った返済プランを見つけることが、正しい予算を見つけることにつながります。

新しい車を検討している人は、ぜひ今回の記事を参考にあなたに合った予算を見つけてみてください。

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