エスティマ(TOYOTA) | カーライフマガジン

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新車価格帯 [287~407万円 おすすめグレード アエラス
JC08モード燃費 11.6km/L エコカー減税 減税対象
排気量 3,456cc 車両重量 1,830kg
最高出力 206kW(280PS) 最大トルク 344N・m(35.1kgf・m)
立体駐車場への入庫 × リセールバリュー star_4-8108412

1990年にトヨタ自動車から販売開始されたエスティマは、当時『天才タマゴ』と呼ばれる画期的な外観で一世を風靡。

その未来的なスタイルで、高性能のニューコンセプトサルーンとして注目を集めました。

発売当初の駆動機構は2,400ccのガソリンエンジンを採用していて3ナンバーサイズになり、しかも296.5万円から335万円と高価すぎたためか、人気が上がらなかったようです。

2000年の1月6日に2代目エスティマが発売され、デザインは初代のタマゴ型を踏襲しているものの、ミッドシップエンジンがFFに変更されました。

このエンジン設置設計を変更したことにより、大型のエンジンを搭載することができるようになったので、V6の3,000ccと直4の2,400ccの2種類になりました。

このモデルチェンジをしたエスティマは丸みを帯びたスタイルを保ちながら、エンジンをカムリをベースしたものに変えることで前輪駆動となり、エンジンの大型化に成功しました。

さらにエンジンの前輪駆動化が車内の広さを確保することにつながり、ホンダのオデッセイと並んで日本国内に、ミニバンブームを引き起こしました。

このモデルチェンジの1年後に待望のエスティマのハイブリットが発売されました。この2代目エスティマは人気が高く、今でも中古車市場で高値で取引されています。

2001年6月にはハイブリッドモデルを追加したり、両側スライドドアやセンターメーターを採用するなどで、さらに人気が上昇しました。

2006年1月16日から発売された3代目エスティマは、2代目を更に進化したデザインとなり、特にフロント部分の斬新なデザインが人気を集めています。

内装も直線基調の広がりのあるデザインに変更され、シーケンシャルシフトマチックが搭載されるなどインテリアや駆動部分も変更されました。

ハイブリッドモデルでは20km/Lという低燃費を実現して相変わらずの人気を博しています。

その後2008年12月にマイナーチェンジがなされて以降、現在に至っていますが、2014年10月に残念ながら次期モデルがないという発表がありました。

現在販売されているグレードは、高価なものから順に「G」「アエラス」「X」となっています。また、アエラスには、上位タイプの「アエラス “レザーパッケージ”」も販売されています。

トヨタ車のパターンとして松竹梅理論で真ん中を一番お買い得にする傾向が強いですので、やはりエスティマのグレードではアエラスが一番人気です。

エスティマの3.5L車には「BEAMS 2GR-FE Dual VVT-i エンジン」が、2.4L車には「BEAMS 2AZ-FE VVT-i エンジン」が搭載されています。

特に、3.5L車に搭載されている「BEAMS 2FR-FE Dual VVT-i エンジン」はエスティマのフラグシップユニットとなっており、その地位に恥じないハイパフォーマンスを実現しています。

さらに、3.5L車にはオートマチック・トランスミッションの「6Super ECT」が搭載されており、優れた燃費性能に貢献しています。2.4L車には変速ショックの少ない「Super CVT-i」が搭載されています。

サードシートは、6:4分割・電動床下格納機能付サードシートが採用されており、スイッチ一つで床下へ収納し、大きい荷物も載せることができる広々とした荷室を作ることができます。

両側のスライドドアは電動式になっているので、狭い場所でも乗り降りをスムーズに行うことができます。操作は車内からはもちろんのこと、ワイヤレスリモコンからも行うことができます。

また、バックドアも電動式を採用しているので、荷物で両手がふさがっている場合でも楽に開けることができます。

安全面でも、坂道での発進をサポートするヒルスタートアシストコントロールや、センサーにより先行車との追突の可能性を低減するプリクラッシュセーフティシステムなどの機能が搭載されています。

燃費性能

3.5L仕様の2WD車が9.7km/L、4WD車が9.1~9.4km/L、2.4L仕様の2WD車が11.4~11.6km/L、4WD車が11.2km/Lとなっています。

全車が「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定を取得しており、さらに2.4L車では「平成27年度燃費基準」を達成しています。

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