新車価格帯 | 129万~192万円 | おすすめグレード | 15XL |
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JC08モード燃費 | 21.8km/L | エコカー減税 | 免税対象 |
排気量 | 1,496cc | 車両重量 | 1,060kg |
最高出力 | 97kW(132PS) | 最大トルク | 155N・m(15.8kgf・m) |
立体駐車場 | ○ | リセールバリュー |
フィットは、ホンダが製造・販売している、小型乗用車です。
2001年に、ホンダが製造していたロゴという小型乗用車の後継車として発表され、翌2002年6月に発売。
安定した走行性と、コンパクトカーとしてはまれに見る広い車内空間、またその燃費の低さで多くのユーザーから支持を得て、ホンダを代表するコンパクトカーとなりました
2002年には、これまで33年間もの間、日本国内の年間販売台数でトップに立っていたトヨタのカローラを上回り、トップになりました。
この記録は、3代目プリウスが発売されるまで日本歴代車トップであり、2007年には、世界累計販売台数が200万台に達しました。
さらに同年に2代目へフルモデルチェンジがなされ、同年11月末には、早くも新型が国内累計台数100万台を達成という快挙も。
2013年には、3代目へフルモデルチェンジがなされると同時に、グレードを「13G」、「15X」、「RS」の3つに整えました。
2014年には一部改良が行われ、「15X」が「15XL」へと改名されました。
なお、2007年に初登場し、最もスポーティなモデルである「RS」は、88kw(120PS)というハイパワーのI-VTECエンジンを搭載し、特別仕様のダンパー、スプリング、スタビライザーを採用。
実はこのフィットRSは、かつてホンダがF1参戦で培った技術を投入されているとか。
通常のフィットとは異なるスポーティかつ安定した走りの秘訣はそのあたりにあるようです。
15XLには、1.5L 直噴DOHC i-VTECエンジンが搭載されており、パワーのある走りと優れた燃費性能を両立しています。
余計な燃費消費を抑える、アイドリングストップ機能が全グレードに搭載されており、燃費向上に役立っており、「RS」の6MT車以外の全車が「平成27年度燃費基準」を達成しています。
徹底したデザインの設計により、前方・後方の視界を広々と確保しています。
前方では、ワイパーやサイドミラーの位置を見直すことで、曲がる際の死角を少なくし、すっきりとした視界で運転することができます。
後方でも、後部座席のヘッドレストを埋め込み式にすることで、広々とした視界を確保しています。
安全性能もしっかりとしており、30km/h以下での走行時に前方車両との衝突を自動ブレーキで回避・軽減する、シティブレーキアクティブシステムや、
後方車両に急ブレーキを伝える、エマージェンシーストップシグナル、急なハンドル操作による横滑りを抑えるVSAなどの機能を搭載しています。
スポーティさがウリのRSは、テールゲートスポイラーやリアバンパー、フロントグリルなど専用の装備を用意。シートのデザインはブラックを基調としオレンジのあしらいが施された特別なものとなっており、ペダルもステンレス製の突起ラバーが備えられたグリップ力の高いスポーツペダルとなっています。
フィット全体に対する評価としては、
「路面の凹凸を程よくいなしてくれ、乗り心地が良い」「シートのクッション性が高く、長距離のドライブの後でも疲労度はあまり感じない」
など、乗り心地についての評価が高いようです。
日本のコンパクトカー市場の中でも特に評価の高い一台です。
燃費性能
「13G」では、1.3L DOHC i-VTECエンジンが搭載され、26.0km/Lという燃費性能を実現しています。
「15XL」では、1.5L 直噴DOHC i-VTECエンジンが搭載され、21.8km/Lという燃費性能とパワーのある走りを両立させています。
「RS」は、FF仕様のの6速MT車が19.0km/L、CVT車が21.4km/Lとなっていますが、スポーツモデルの車でこの燃費はかなり良い部類に入るでしょう。
元々ハイブリッド以外でここまでの低燃費を実現させたのはフィットが初めてで、それがカローラを抜いて年間販売台数トップにまで上り詰めた大ヒットカーとなりえた大きな要因ともいえます。
エコアシストが搭載されているので、エコな運転を心掛けられるコーチング機能や、ゲーム感覚でエコな運転を鍛えられるティーチング機能などの様々な機能により、
環境に配慮した運転をすることができます。