新車価格帯 | 306万~500万円 | おすすめグレード | 250XV |
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JC08モード燃費 | 11.4km/L | エコカー減税 | – |
排気量 | 2,488cc | 車両重量 | 1,975kg |
最高出力 | 125kW(170PS) | 最大トルク | 245N・m(25kgf・m) |
立体駐車場への入庫 | ○ | リセールバリュー |
ムラーノは日産自動車のクロスオーバーSUV車であり、当初は北米市場を狙って開発されたモデルです。
しかし、日本国内での強い要望に応えて右ハンドル車が生産され、国内販売が行われるようになったという経緯があります。
ムラーノという車名は、ヴェネチアグラスの生産で有名なイタリアのムラーノ島に由来しています。ガラス工芸のような芸術的なイメージを表現してつけられました。
初代ムラーノTZ50/PZ50/PNZ50型は、2002年3月にニューヨーク国際オートショーに出展され、同年11月に北米で発売されました。日本では2003年10月の東京モーターショーに出展されて好評だったことから、2004年9月に発売されました。
当時不調だった日産自動車の命運をかけて開発された車であり、特にエクステリアデザインには総力が結集されました。
その結果、2004年にはクッド・デザイン賞を受賞。
搭載されたエンジンは2500cc直列4気筒QR25DE型が国内仕様車のみ、国外仕様では3500ccV6VQ35DE型が採用されました。
トランスミッションは直列4気筒には4速AT、V6エンジンには6速マニュアルモード付きCVTが採用されました。
2代目TZ51/TNZ51/PNZ51型は2008年1月にまず北米で、次いで日本では9月に発売されました。
先代は80カ国でしたが、2代目は170カ国で販売されています。
また、2代目より日本仕様車はすべて4WDになりました。エンジンは2500cc直列4気筒QR25DE型、V6VQ35DE型とヨーロッパ仕様では直列4気筒YD25型ディーゼルが搭載されています。
2011年1月にはマイナーチェンジが行われ、エクステリアの面での変更がなされてよりスタイリッシュなデザインとなり、さらに内装も充実されています。
2012年1月にはBOSEサウンドシステムを搭載した特別仕様車「モード・ビアンコ」が発売されました。同年12月には、ボディカラーの追加が行われ、新たに2色が追加されました。
また、新カラーを採用した特別仕様車「モード・ロッソ」が発売されました。
2013年にも、XV系のグレードをベースにし、BOSEサウンドシステムやハイパーLEDデイライトなどが採用されプレミア感あふれる特別仕様車「モード・ビアネロ」が発売されました。
2015年8月にはフルモデルチェンジした3代目が日本でも発売される予定です。
ムラーノの照明システムは、ヘッドランプやドアオープンなどと連動したものとなっており、様々なバリエーションで車内空間をプレミアムに演出します。
前後に2つの電動サンルーフが搭載されており、広い車内にさらに開放感を与えます。また、電動ワンタッチ格納式シェード・UVカット機能付きプライバシーガラスも搭載されているので、日差しが強い場合でもワンタッチで開閉させることが出来ます。
バックドアはリモコンスイッチによって開閉させられる、リモコンオートバックドアが採用されています。荷物を沢山持っている場合でも楽に開閉させることが出来ます。
また、ラゲッジルームを仕切ることができるネットもボタン一つで開閉させることができます。この仕切りは荷物によってアレンジが可能になっているので、走行中の荷物の移動を防止することが出来ます。
燃費性能
11.4km/Lとなっています。