新車価格帯 | 88万~102万円 | おすすめグレード | X”Special” |
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JC08モード燃費 | 24.2km/L | エコカー減税 | 免税対象 |
排気量 | 658cc | 車両重量 | 750kg |
最高出力 | 43kW(58PS) | 最大トルク | 65N・m(6.6kgf・m) |
月間販売台数 | 15,044台(2014年12月) | リセールバリュー |
ミラは、ダイハツが製造・販売している、ハッチバック型軽自動車です。
全盛期には、スズキのアルトと猛烈な販売台数争いを繰り広げたことで知られています。
初代ミラが発売されたのは1980年で、発売当初の名称は「ミラ・クオーレ」。
当時は、商用車以外には物品税が課せられており、ミラ・クオーレは、ダイハツが発売していたクオーレの商用車バージョンでした。
5年後の1985年には、2代目ミラへフルモデルチェンジ。
2代目ミラでは、阪神タイガース優勝記念モデルや、特別仕様車の「ミラ・パルコ」などが発売されました。
さらに、1989年に物品税が廃止になると、乗用モデルのクオーレとミラが統合されました。
1990年に、3代目ミラへとフルモデルチェンジ。
4代目が発売される4年の間に、「パルコ」や「ピコ」などの特別仕様車が発売され、その他にもターボ車を発売。
さらに、モータースポーツ用として開発されたミラX4Rも発売されました。
1994年になると、4代目ミラへフルモデルチェンジ。
派生モデルの「ミラ・モデルノ」や「ミラ・クラシック」などが発売されました。
「ミラ・クラシック」はのちに現在のミラジーノへとつながるモデルです。
また、サンリオとのコラボで「ミラ・モデルノ」をベースに、ハローキティがデザインされた「ハローキティ・バージョン」も発売されました。
先代に引き続き、モータースポーツ用のミラも開発され、「ミラTR-XXアバンツァートX4 / X2」が発売されています。
5代目ミラへは1998年にフルモデルチェンジが行われました。
この代から、ブレーキアシストシステムや、ABSなどの安全装置が搭載され、安全性能が向上。
2001年まで、「Pico」や「Pico メモリアルエディション」などの特別仕様車が発売されました。
また、様々な改良により、2WD車では「超-低排出ガス」を達成。
2002年に、6代目ミラへとフルモデルチェンジされました。
6代目では、2005年に福祉車両モデル「ミラ セルフマチック」が発売されています。
4年後の2006年に7代目ミラへフルモデルチェンジが行われました。
通常の「ミラ」と、上級モデルの「ミラカスタム」の2種類をラインナップ。
2007年は、ダイハツ創立100周年で、それを記念し特別仕様車「メモリアルエディション」が発売されました。
2013年には、乗用モデルが「ミラ イース」へと統合され、「ミラ」のグレードは「X”Special”」のみとなりました。
「X”Special”」の2WDの5MT車では平成27年度燃費基準+10%を、4WDの5MT車では平成27年度燃費基準を達成しました。
ミラは、室内高1,265mm、室内長2,000mm、前後乗員間距離980mmと車内が広々と設計されているので、ゆったりと乗ることが出来ます。
さらに、車高が1,530mmになっているので、立体駐車場へ入れることが出来ます。
ドアは前席・後席ともに最大90°も開くので、荷物がたくさんある場合でも、楽に載せることが出来ます。
キーレスエントリーシステムが搭載されているので、鍵を取り出して施錠・開錠する必要が無く、荷物や子供を抱いたままでも楽にドアを操作することが出来ます。
「先代から劇的に燃費性能が向上している」「軽自動車とは思えない加速力を備えている」「車体が軽いので、キビキビ曲がってくれる」
などの評価を受けています。1980年代から軽自動車市場を引っ張ってきているだけあり、ユーザーの評価も高いようです。
燃費性能
「X”Special”」の2WD車では24.2km/L、4WD車では21.6km/Lとなっています。
どちらでも、平成17年基準排出ガス75%低減レベルを達成しており、環境に優しい車になっています。
2WD車では平成27年度燃費基準+10%、4WD車では平成27年度燃費基準をそれぞれ達成しています。