【プロメカニックから見た話題のクルマ!】日産のハイブリッドカーって本当にお得?ガソリン車との比較で検証!
最近の日産は、電気自動車やPHV、ハイブリッドでも目を見張る成長を見せています。
シリーズハイブリッドのe-POWERは、日産だからこそできる技術の結晶といっても過言ではありません。
今、自動車業界で革新が起きている未来の自動車、次世代を担うハイブリッドには期待が高まります。
ハイブリッド車はガソリン車と比較して、走行に必要となる電気系パーツの追加が増えていることから割高なイメージを持ってしまうのも分かります。
しかし、日産のハイブリッドはこれまでなかったようなメリットが多く盛り込まれているのです。
1.日産 ハイブリッドの7つのメリット
・税金が安い
ハイブリッドは税金面で優遇されています。
環境に優しい車として位置づけられているので
➢エコカー減税
➢自動車グリーン税
といった減税措置で毎年かかる固定費が抑えられます。
ノート e-POWER MEDALIST ブラックアロー(2WD)の場合
➢取得税 60,600円
➢重量税 22,500円
この2つがエコカー減税として合計83,100円お得になります。
自動車税の減税については、25,500円が登録翌年度に適用。
これらを合わせると108,600円もの優遇を受けることになるのです!
・燃費が良い
ハイブリッドカーは、ガソリンと電気を上手に使い分けることができるので、ガソリン車よりも格段に燃費が良くなります。
電気自動車のみの場合、充電を気にしなければなりません。
しかし、両方のエネルギーを上手に使えるのがハイブリッドカーの良いところ。
街乗りは電気、長距離やパワーが必要な場所はガソリンと経済的です。
ガソリンスタンドまで出向くのは実際問題かなり面倒なタスク。
セルフだと尚更面倒さ加減がアップしますよね。
ハイブリッドカーならガソリンを入れる回数が減るのでストレスフリーになり、精神的なメリットもあるといえそうです。
更に便利なのが回生ブレーキ。
モーターを用いて減速時の運動エネルギーを電気エネルギーに変換する仕組みなので、充電に行く手間も省けます。
まさに良いところを掛け合わせた、これこそがハイブリッド。
自動車に時間や手間をかけることが面倒に感じる場合には特に、燃費の良さはメリットです。
・日本の道路に適している
燃費が良いと説明してきましたが、日本は特にハイブリッドに適した道路。
狭い道や信号での停車が多く、あまりスピードを出せない道路が大半の日本の道路でも、燃費が良いのです。
よって、高速道路はほぼ使わずに長く乗る予定がある人にとっては、経済的にもかなり効率の良い車の使い方になるでしょう。
・加速が最高
自動車を運転する人にとって、加速性が良いのはストレスフリーなことです!
ハイブリットカーは、加速に必要なパワーである【トルク】がガソリン車よりも大きいのが特徴です。
これによって、低速からアクセルを踏んだ際にスっと加速ができるので、高速道路の合流でモタつくことも減ります。
また、モーター音もエンジンよりも静かなので、深夜でも周りに迷惑をかけることなく走行できます。
・ブランド化でステータスの象徴に!
➢ノートe-POWER
➢セレナS-ハイブリッド
➢エクストレイルハイブリッド
➢フーガハイブリッド
➢スカイラインハイブリッド
➢シーマ
日産もハイブリッドカーを多く作っていますが、スカイラインもハイブリッドになるなど、エコカーに力を入れているのがわかります。
中でもフーガは、まるで高級車のようなビジュアル。
最近では、ハイブリッドカーに乗る富裕層が多くなってきており、ハイブリッドカーがブランド化しつつあります。
大人のステータスという位置付けになっていくことで、更に人気が出て進化のスピードも早まっています。
今後のモデルチェンジに関しても期待が高まりますね。
・リセールバリューが高い
年々人気が上がっているハイブリッドカーだからこそ、リセールバリューも高くなっています。
人気があるハイブリッドカーであれば、更に高い売値が期待できます。
しかし、5年以上乗ったり乗り潰すつもりならばこのメリットには当てはまらないので、売却にはタイミングが重要です。
ハイブリッドにおいては、普通自動車と比べて初期費用がかかったとしても燃費の良さによるランニングコストの低減で帳尻を合わせることもできるのです。
・先進安全装備が充実
日産にはインテリジェントモビリティという先進安全装備があり、安全なドライブをサポートしています。
ハイブリットにもこの技術が搭載されており、人と車に作動するセンサーが守ってくれています。
走りや燃費だけでなく、安全面も充実しているのは頼もしいところ。
2.日産 ハイブリッドの4つのデメリット
と、ここまではメリットを中心に見てきましたが、どんな車でもデメリットはあるものです。
以下、日産ハイブリッドのデメリットポイントを紹介します。
・価格が高い
ガソリン車よりもハイブリッドはモーターが搭載されているため、コストが高くなっています。
中古車の場合でも、値段が高めに設定されています。
初期費用がかさむのは辛いですが、ロングスパンで自動車との時間を考えると、維持費や減税によって差額はほぼゼロに等しくなります。
例として、エクストレイルで見てみましょう。
ガソリン車とハイブリッドモデルの差額は約34万円
しかし、ハイブリッドには5万円相当のLEDヘッドライトや、先程ノート e-POWERの例を挙げたような税優遇の差額もかなりあります。
初期費用が高くつくのは一見デメリットに思えますが、毎月の事を考えるとハイブリッドにしておいた方が何かと経済的だということが分かります。
・高速燃費はハイブリッドの特徴が活かせない
燃費が良いのがハイブリッドのメリットです。
しかし、高速道路などの大きなパワーが必要な時はエンジンが使用されるためモーターだけで走るというハイブリッドの特徴が十分に発揮できなくなります。
高速走行でもモーターがアシストしてくれるので、ガソリン車よりは低燃費。
しかし、高速道路を主に走行するという人にとっては最大限の恩恵を受けられないという意味でデメリットであると私は考えます。
・歩行者が気付かない
低速走行の時は主にモーターを使うため音がほとんどないのが特徴です。
ドライブをしている車内の人からすれば、騒音がなく会話も弾みます。
しかし、歩行者に車の存在を気付いてもらえず、やむを得ずクラクションを鳴らした…
なんてこともありえます。
それくらい走行音が静かなのは、ある意味でデメリットであるともいえるのです。
・災害時に漏電の危険がある
メディアでも取り上げられたことですが、大規模な水害が起こった場合、電気を使っているハイブリッドは危険な存在になりかねません。
確かに、電気で動いている車なので漏電が考えられます。
これまでハイブリッドカーで水害時に感電したという事故は起こっていませんが、自然災害が猛威を振るうことが年々増えているため、知識として知っておきたいデメリットです。
一旦水に浸かったハイブリッドカーはエンジンをかけない、イグニッションをオンにしないというのを覚えておいて下さい。
まとめ ハイブリッドはメリット尽くし!
水害についてはイレギュラーなデメリットですが、それを除けばハイブリッドのデメリットは許容範囲といえます。
全体的に見てみると、やはりメリットの方が大きいという印象です。
環境問題や減税など、これから先のことを考えるならばハイブリッドを選んだ方がお得であることは間違いないでしょう。
ガソリン車と1番違うところは付加価値が大きいところです。
そこに魅力を感じるなら、愛車選びをハイブリッドにモデルチェンジしてみるのもおすすめです。
■こちらの記事も合わせてどうぞ!!■
高額査定が続々!一括査定を試した結果をご紹介
ディーラー下取りではローンの残金以上の買取額を提示されなかったのでダメもとで一括査定を利用。まさかの20万円アップで売却できました!
(H.N 40代・男性)
年式が古かったりして、むしろ処分にお金を払う必要があるんじゃないかと危惧していたんですが、むしろちゃんとした金額で買い取ってもらうことができました。いろんな業者から見積もりを取れたのが勝因ですね。
(K.I 40代・男性)
社会人になると同時に買った思い入れのある車。高値で売れるのも大事だけど、車への思いを理解してちゃんと対応してくれる業者さんに出会えてすごく満足です。
(E.R 20代・女性)
一括査定依頼ができる車買取業者(※一部掲載) | |||||
---|---|---|---|---|---|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |