新車価格帯 | 256万~365万円 | おすすめグレード | ABSOLUTE |
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JC08モード燃費 | 14.0km/L | エコカー減税 | 免税対象 |
排気量 | 2,356cc | 車両重量 | 1,750kg |
最高出力 | 140kW(190PS) | 最大トルク | 237N・m(24.2kgf・m) |
月間販売台数 | 2,158台(2014年12月) | リセールバリュー |
オデッセイはホンダが製造・発売している、ミニバンです。
発売当時では、ミニバンでは定番のスライドドアを搭載しておらず、非常に珍しく独特な車として注目を集めました。
1994年に公式発表・発売。
当初の目標月間販売台数は4,000台とされていましたが、大ヒットを収め生産ラインが強化されました。
発売したグレードは「B」「S」「L」の3グレードで、「S」と「L」のみ6人乗りタイプか7人乗りタイプかを選ぶことが出来ました。「B」は7人乗り仕様のみでした。
1996年に行われたマイナーチェンジで、「B」グレードが廃止され、「S」グレードをベースとした「M」グレードがラインナップに追加。
1997年には、FF車限定で3.0Lエンジンを搭載した「プレステージ」が追加されました。
1999年に、東京モーターショーで、2代目オデッセイのプロトタイプを発表し、同年末に発売。
2001年には、「M」をベースとし、サウンド周りの強化を行った特別仕様車「サウンドスピリット」が発売されました。
さらに同年、スポーティモデルである「Absolute」が追加されました。
2003年には3代目オデッセイへフルモデルチェンジ。
ミニバンでは異例の、機械式立体駐車場へ入庫できる全高の1,550mmに収まるサイズになりました。目標月間販売台数は5,000台とされました。
2005年には、「M」をベースとしHDDナビゲーションシステムなどを搭載した特別仕様車「HDDナビ エディション」が発売されました。
2008年には、燃費性能が向上した4代目オデッセイへフルモデルチェンジ。
これにより、「M」「L」「Li」のFF車で「平成22年度燃費基準+25%」、全車で「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」を達成しました。また、車の各種装備を燃費重視にする「ECON」ボタンが搭載されました。
さらに、3代目に引き続き、機械式立体駐車場へ入庫可能な車高になっています。
2009年には国内累計販売台数100万台を達成しました。
2011年には、グレード体系が見直され、「M」「M エアロパッケージ」「Li」「アブソルート」の4グレードに整えられました。
2013年には5代目オデッセイへフルモデルチェンジが行われました。
特徴としては、超低床プラットフォームが刷新され、優れた乗降性を実現しています。
2014年には、発売20周年を記念し、特別仕様車「ABSOLUTE・20th Anniversary」が発売されました。
オデッセイに搭載されているエンジンは、
「ABSOLUTE」「ABSOLUTE・EX」には2.4L 直噴 DOHC i-VTEC、
「G・エアロパッケージ」「G」「G・EX」「B」には2.4L DOHC i-VTECとなっています。
重心を低く設計されているため、旋回時のふらつきが抑えられ車両の安定性が高まっています。
さらに、低重心化することで、子供でも乗り降りしやくなっています。
車内のセカンドシートには、内臓式オットマンが搭載されているので、ロングドライブもリラックスして楽しむことが出来ます。
ミニバンならではの広い車内を活かしたラゲッジルームもあり、家族で旅行をしたり、少し大きい買い物をしたりする場合でもすんなり荷物を乗せることが出来るのは助かるポイント。
「家族を乗せると寝てしまうほど、シートの乗り心地が良い」「キビキビと走ってくれ、コーナリングでもしっかり曲がってくれる」「道の凹凸を程よくいなしてくれ、不快な揺れが少ない」
などの評価を受けています。走りがいいのでドライバーも楽しく、家族で出かける際にはとてもいい一台だと言えます。
燃費性能
燃費は、ほぼ全車で11.6km/L~14.0km/Lとなっています。
アイドリングストップ機能も搭載されています。さらに、アイドリングストップ中でも、冷風を送ることが出来る蓄冷エバポレーターが搭載されているので、アイドリングストップ中でも快適に過ごすことが出来ます。
車の機能をさらに低燃費向けにするECONモードが搭載されています。