今だから乗りたい!名スポーツカーおすすめ3選 by元プロメカニック
エコカー全盛のこの時代。
スポーツカーなんて時代遅れだなんて考えてはいませんか?
いつの時代も、自動車の人気を持ち上げているのはスポーツカーです。
今回は、エコカーとは対局にあるスポーツカーの上、時代としても少し前の自動車について、あなたへとオススメしてみたいと思います。
1.マツダ ユーノスロードスター
マツダのスポーツカーといえばロータリーエンジンばかりが注目されてきましたが、今回オススメしたいのは【ユーノスロードスター】です。
なぜRX-7のようなスーパースポーツカーではなく、あえてロードスターをオススメするのか。
それは、スポーツカーは簡単な自動車ではないからです。
排気量が大きくなればなるほど、スポーツカーはシビアな生き物と化していきます。
そこで、ライトクラススポーツカーであるロードスターをオススメするのです。
いわばスポーツカーの入門カーです。
自動車の一つ一つの挙動を身体で感じることができるシートポジション、スポーツカーの挙動を抑えこんでくれるダブルウィッシュボーンサスペンション、絶対的操作感を教えてくれるFR駆動がロードスターの魅力です。
そして、最大の特徴が「パワープラントフレーム」です。
自動車の中心にパワープラントフレームという太い背骨を背負わせた自動車が、このロードスターです。
ねじれ剛性を強化し、自動車の跳ねを抑え、ドライバーの無理を吸収してくれるこの背骨は、RX-7にも採用された素晴らしい技術です。
あなたがスポーツカーに乗りたいと考えた場合、その特異な挙動を身体に教えこむために一度は乗車をオススメしたい自動車です。
2.ホンダ シビックタイプR
映画『ワイルド・スピード』が公開された後に爆発的なヒットとなったスポーツコンパクトといわれるジャンルのNO.1車種がこの【ホンダ シビックタイプR 】です。
特に【EK-9】と呼ばれる2000年を最終型となったハッチバックモデルは、運動性もコントロール性も抜群な自動車です。(注:2017年秋には新型モデルが発売されています)
FFスポーツの中でも、ドライバーのレベルを確実に高めてくれる素直な自動車で、現在でもジムカーナの世界では他の自動車を牽引する存在です。
この自動車の良い所は、手の中に収まるサイズ感です。
運転席から見た時に、ややフロントが長いですが前後の距離の配分がほぼ1:1です。
遠すぎず近すぎず調度良い距離感は、運転している人間にとってコントロールしやすい自動車になります。
ホンダという自動車メーカーが、本気になって作り出したスポーツカーだという証拠です。
運転しやすい自動車や、絶対的パワーを誇る自動車というのは他に探せばいくらでもありますが、コントロールしやすい自動車というのはなかなかありません。
どのメーカーにも、本気になって作り出したスポーツカーというものはあります。
しかし、FF駆動というハンディキャップと1,600ccという小さな排気量で、2,000ccを超える排気量の自動車と対等に走行できる国産車は、このシビック タイプRの他にないでしょう。
なぜFFスポーツであるシビック タイプRをオススメするかというと、FR駆動に比べ、他車を巻き込む事故につながりづらいからです。
実際に走行させると分かるのですが、FR駆動の自動車というのは、ちょっとしたミスで自動車がスリップしてしまうのです。
自動車のパワーとタイヤのグリップ力の把握ミスは、確実に事故につながるものになります。
FF駆動であれば、スリップという問題はあまりありません。
運転ミスに対しても、アクセルを離すことで対処することが容易です。
自分の運転技術への過信で巻き起こしてしまう事故の度合いは、自動車の駆動方式によってもその被害を小さくすることができるのです。
そのため、私はFFスポーツカーであるシビック タイプRを選択肢の1つとしてオススメするのです。
3.日産 スカイラインGT-R
いつの時代も、日産 スカイラインGT-Rという自動車はストリートのトップランナーです。
特に、32R以降のGT-Rは専門カスタムショップがいくつも名乗りを上げたほどです。
GT-Rをオススメする理由は、あげ出したらきりがありません。
あえて1つあげるとしたら絶対的安心感です。
32R以降のGT-Rという自動車は、FR駆動の自動車のメリットを伸ばしデメリットを消すためのシステムが設置されています。
「アテーサE-TS」というシステムで、わかりやすく説明すると、通常時はFR駆動ですが、後輪がスリップしたのを感知すると4WDへとシフトするシステムです。
常時4WDでの走行をしていると、どうしてもパワーロスしてしまう部分が出てきてしまいます。
そこで、通常時はFR駆動にて走行しつつ、駆動パワーが足りなくなった分だけ前輪にも駆動力を伝達するシステムになっているのです。
フル加速した場合にも後輪はスリップしますので、アクセルの踏み込み量が大きくなれば常時4WD走行も可能です。
なぜこのシステムが絶対的安心感につながるのでしょう。
想像してみてください。
初めて歩こうとしている赤ちゃんというのは、足元がオボ付きません。
これが通常のFR駆動です。
ここに手を引いてくれる人間が現れた場合、赤ちゃんは楽に歩き出すことができます。
これがGT-RのアテーサE-TSです。
転ぶ心配をしないでも歩ける状況と同じと考えれば、GT-Rに絶対的安心感を感じることに不思議はなくなるかと思います。
公道でスポーツ走行するという行為は、道路交通法に触れますので推奨はしません。
しかし、スポーツカーの持つポテンシャルを生活の中に取り入れることで、万が一の事故を防ぐことができるかもしれないと考えれば、私ならスカイライン GT-Rをあなたにオススメするでしょう。
純粋にスポーツを楽しむ自動車という感覚よりも、いざという時に頼りになる自動車だという感覚を持てる自動車だからです。
楽しくスポーツ走行を楽しみたいけれど、深いキャパシティーを持った自動車をお求めであれば、ぜひGT-Rを。
4.まとめ いつ乗っても楽しいスポーツカーは無くしてはいけない
スポーツカーという自動車は、しっかりとアクセルを踏み込んだ状態がやはり爽快です。
スポーツカーに乗っているというメンタル的満足感や、自分の意志通りに自動車をコントロールできるという実感は、あなたにフィードバックされる情報量の多さによって生まれます。
ここでご紹介した3車種以外にもスポーツカーと呼べる自動車は多く存在します。
スープラ、インテグラ、シルビア、RX-7など、まだまだたくさんの名スポーツカーがあなたを待っています。
エコカーばかりに着目されてしまっている現代だからこそ、自動車の本来の楽しさを忘れてはいけないのです。
そして、時代遅れといわれたとしても、スポーツカーが繁栄しないと自動車の進化スピードは遅くなってしまうのです。
今だからこそスポーツカーを。
メーカーが本気を出して作り出すスポーツカーを楽しむ余裕がほしいものです。
ただし、然るべき場所で楽しみましょう。
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