元プロメカニックが教える「スタッドレスタイヤのおすすめ」はこれだ! | カーライフマガジン

冬に向けて揃えておきたいスタッドレスタイヤ

初めての冬支度というあなたや、数シーズン使用したし、そろそろ買い替えを考えなければならないというあなた。

スタッドレスタイヤを全て同じだと考えてはいませんか?

今回は、元プロメカニックがオススメするスタッドレスタイヤをご紹介致します。

1.スタッドレスタイヤは値段で選べ

一括りにスタッドレスタイヤといっても、その価格には幅がありますし、財布の余裕に相談して選びがちなアイテムです。

しかし、スタッドレスタイヤに関しては絶対にケチってはいけません。

1シーズン使用できれば良いという割り切った考えであれば、そこまでハッキリと値段に固執する必要はないのですが、数シーズン使用することを前提とするのであれば間違いなく安物買いをするのは控えましょう

なぜなら、スタッドレスタイヤの価格差は寿命に直結しているからです。

素材の差が大きいですが、盛り込まれているテクノロジーの差というのはバカにできません。

これは、一流ブランドでも格安ブランドでも同じですので、できるだけ準備資金に見合った最上ランクのものを選ぶことをオススメ致します。

2.各ブランドのオススメスタッドレスタイヤ

ブリヂストン BLIZZAK VRX2

2017年現在、新たにスタッドレスタイヤを購入するのであればオススメ度No.1なのが最新モデルBLIZZAK VRX2です。

今シーズン毎日雪の中を走り回ったとしてもまだ2〜3シーズンは問題なく使用することができるでしょう。

もちろん保管状況にも左右されますので、雨ざらしにしたままでは次シーズンに使用できるとは断言できませんのでご注意下さい。

BLIZZAK VRX2のオススメポイントは、氷上での安定感と静粛性です。

とにかく安心してアクセルを踏み込むことができます。
絶対的なグリップ感は、ブレーキング時に滑り出すことを拒否してくれます。
雪上でも氷上でも安心して運転できるというのは、かなり運転者のストレスを軽減してくれるのでオススメです。

間違いのない買い物がしたいというあなたには、BLIZZAK VRX2が1番でしょう。

ヨコハマタイヤ iceGUARD 6 iG60

ヨコハマタイヤから2017年モデルのiceGUARDが発売されました。

ロングライフ性能、長く使い続けたいというあなたにはiceGUARD 6 iG60がオススメです。

柔らかく食い付きの良いトレッド面の転がり抵抗は、なんと低燃費タイヤECOS ES31と同レベルという低燃費スタッドレスタイヤという新ジャンルとなっています。

転がり抵抗が小さいということは、それだけでロングライフ性能に大きく貢献していますし、スタッドレスタイヤの寿命はゴム質の柔らかさの維持によって決まります。

ゴム質変化の少ないiceGUARD 6 iG60であれば、4年間の品質維持をヨコハマタイヤは謳っています。

燃費良くロングライフなスタッドレスタイヤをお求めであればiceGUARD 6 iG60で決まりです。

グッドイヤー ICE NAVI 7

こちらも2017年最新モデルのご紹介です。

BLIZZAKやice GUARDは吸水系のスタッドレスタイヤなのに対して、ICE NAVIは密着系のスタッドレスタイヤです。

密着系のスタッドレスタイヤの特性はグリップ・ブレーキ性能

踏み固められたアイスバーンの上でも力強いグリップ性能を発揮してくれるので、咄嗟の急ブレーキを踏む場面でも安心して運転することができます。

それと同時に、雪上での発進が楽になるというありがたい特性があるので、エンジンパワーの大きな自動車には特にオススメです。

また、左右対称のトレッドパターンは偏摩耗時のローテーションが可能なので、結果的にロングライフ性能も悪くありません。

チューニングカーや外車ユーザーなあなたであれば、パワーロスの少ないICE NAVI 7をどうぞ。

ダンロップ WINTER MAXX SJ8

SUVユーザーなあなたには、ダンロップ WINTER MAXX SJ8をオススメ致します。

ボディータイプを限定するにはワケがあります。

WINTER MAXX SJ8は、まずクッション性に優れています
これは車内快適性の確保にはなくてはならない特性です。

次に密着系タイヤだということ。 車重の重いSUVは、雪上・氷上での安定性に欠けます。 たった一度のグリップミスが大事故になりかねないのが雪上・氷上の怖いところ。 吸水系のタイヤでは、SUVのような大きな自動車の確実なブレーキ性能を約束できません。

街中メインであれば問題ないかもしれませんが、峠道の安定性は密着系タイヤに勝るものはありません。

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