ダイハツになかったタイプのファミリーカー【トール】 | カーライフマガジン

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2017.05.08

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ダイハツの新しいトールワゴンの車名が「トール」だというので、英文の綴りはてっきり背が高いという意味の「Tall」かと思いきや、実際には北欧神話の雷神の名前の「Thor」だった。
なんでもThorには“力強く頼りがいがある相棒”という意味があり、それと背が高く車内が広いという意味を掛け合わせた車名だそう。

実際、トールは全高1735mmと背が高い。このクルマとプラットフォームを共有するブーンは1525mmだから210mmも高い。 一方で全長は4000mmを大きく下回る3700mm(カスタムは3725mm)、全幅は1670mmとコンパクト。狭い路地でも取り回しのよい5ナンバーサイズにすっぽり収まるサイズにとどめつつ背の高さで広い室内空間を稼ぎ出しているわけだ。 これはダイハツが長年取り組んできた軽自動車のトールワゴンと同じ手法だ。

ダイハツは自らが最も得意とする、高い全高を生かして機能性や室内の広さを実現するパッケージ手法をコンパクトカーに取り入れた。

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