2017.08.29
一部引用:
ダイハツは8月24日、3Dプリンターを使用した砂型製作に必要な新技術を開発したと発表した。
ダイハツは今回、砂型に使用する砂の表面に酸触媒などで2層コーティングする新技術を開発し、人工砂を用いながら、常温で高速硬化の特徴を有する「フラン自硬性プロセス」で、造型することに成功。溶融温度の高い鉄系部品への対応と、試作作業の短期化を両立し、品質の安定化を実現した。また既存の3Dプリンターと量販人工砂の使用を可能とし、汎用性を高めたことに加え、使用済人工砂に再コーティングを施すことで、人工砂の100%リサイクルを実現。ランニングコストの抑制や環境負荷低減にも貢献する。
近年3Dプリンターの技術が向上し、心臓や血管を作ることが夢でないような時代になりました。
車の部品製作にも3Dプリンターを取り入れることになったようです。
これだけ技術が進んでいる3Dプリンターですから、車の部品くらい簡単に作れそうなものですが、かなり困難を極めたようです。
しかしダイハツは問題をクリアにしただけでなく、今までできなかった砂型のリサイクルということもやってのけたのです。
3Dプリンターを用いることでコストカットを実現しただけでなく、環境ににもやさしい技術を生み出したことになります。
この技術開発によりダイハツの車体価格を抑えることにもつながるとともに、エコカーに力をいれていきたダイハツの評価がまた上がることになりそうですね。