ウェイク（DAIHATSU） | カーライフマガジン

ウェイクは、ダイハツが製造・販売している、軽のトールワゴンです。

さまざまな用途に利用できる、新ジャンルの軽自動車を目指して開発が行われました。

2013年10月に開催された東京モーターショーで、ウェイクのベースとなる「DECA DECA」が参考出品、2014年11月に公式発表が行われ、発売が開始されました。

発売されたグレードは、廉価グレードの「D」、一般グレードの「L」、上位グレードの「X」、最上級グレードの「G」の4つに、それぞれにスマートアシストを搭載したグレードも用意。

「L」と「X」はNA車、「X」と「G」はターボ搭載車になっています。

車名の由来は、目覚める・起きるなどの意味を持つ英単語「Wake」です。

ウェイクは、その広々とした車内が特徴的になっています。

室内高が1,455mm、室内長が2,215mm、室内幅が1,345mmと、とても広々としています。また、運転席からの視点の高さは、約1,387mmとなっているので、高い視点から運転することが出来ます。

車内のシートを様々な形で利用することにより、荷室だけでは入りきらない自転車やサーフボードなどの積載物を載せることが可能。

また、ロングソファーモードにすれば、大人が足を伸ばしてくつろぐことの出来る空間を作ることが出来ます。

荷室は、高さが1,140mm、幅が875mm取られているので、大きな荷物でも余裕。また、荷室の下には、デッキボードが設定されており、背の高い荷物などを積む際に便利になります。

さらに、オプションのラゲッジボードを搭載することで、荷室を3段に仕切ることが出来、載せる物によって置く場所を変えることが出来ます。

キーフリーシステムが搭載されているので、スイッチ操作でドアの施錠・開錠をすることが出来、鍵を使う必要がありません。

「車内が広く、荷物を入れる場所が色々なところに設定されていて良かった」「軽にありがちな突き上げる感じが少なく、乗り心地が良い」「広々としているので、ロングソファーモードにすれば、大人二人の就寝が可能」

などの評価を受けています。アウトドアスポーツによく行く方や、車内泊をする方にはピッタリな一台ではないでしょうか。

燃費性能

燃費は、「G」「X」の4WD車が23.2km/L、「G」「X」の2WD車が23.8km/L、「L」の4WD車が24.6km/L、「L」「D」の2WD車が25.4km/Lとなっています。

全車に、アイドリングストップ機能が搭載されているので、さらに燃費を向上させることが出来ます。

また、全車で平成17年排出ガス75%低減レベルを、「L」「D」で平成27年度燃費基準+20%を、「G」「X」で平成27年度燃費基準+10%をそれぞれ達成しています。