新車価格帯 | 320万~402万円 | おすすめグレード | ハイブリッド “G パッケージ” |
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JC08モード燃費 | 23.4km/L | エコカー減税 | 減税対象 |
排気量 | 2,493cc | 車両重量 | 1,815kg |
最高出力 | 118kW(160PS) | 最大トルク | 213N・m(21.7kgf・m) |
立体駐車場への入庫 | ○ | リセールバリュー |
カムリはトヨタ自動車がトヨタカローラ店で販売している乗用車であり、1980年に初代A40/50型が発売された当時は、トヨタ・セリカカムリという名称でした。
1980年3月に発売された2代目SV10/CV10型はトヨタ・カムリの名称となりセリカが外されて、実質的にはこちらが初代といっても良いものになっています。
3代目SV20/VZV20/CV20型の登場は1986年8月であり、2000cc車にはツインカムエンジンが搭載され、1988年には1800cc車にも搭載。
また、1987年には直列6気筒エンジンを搭載したプロミネントが発売されたほか、4WD仕様車も追加されて豊富なバリエーションが揃いました。
1990年7月には4代目SV30/VZV30/CV30型が国内専用車として登場しました。
この時点で北米仕様はすべて3ナンバー車になりましたが、日本国内ではバブル崩壊もあり、5代目SV40/CV40型も5ナンバーとして販売されました。
5ナンバー仕様はこの後姉妹車であるビスタが引き継ぐことになり、カムリは1996年の6代目SXV20/MCV20型から3ナンバーになります。
ここからは、北米仕様のプロミネントをカムリ・グラシアの名称にしての販売です。
また、クーペが廃止されてセダン、ステーションワゴンの2種類のラインナップに。1999年のマイナーチェンジでは、セダンがカムリの名称にもどりました。
そして7代目ACV30型は2001年に、8代目ACV40型は2006年に登場しました。その後の2011年に現行車種の9代目XV50型が発売されました。
2013年に行われた一部改良により、ボディーカラーの入れ替えや、装備の充実化などが行われました。その他には、特別仕様車の「ハイブリッド”Gパッケージ・PREMIUM BLACK”」が発売。
2014年には、ニューヨークで2015年モデルのカムリを発表しました。ルーフ以外のパーツが変更され、さらにスポーツグレードの「XSE」が設定されました。
現在発売されているモデルはハイブリッドモデルのみで、非常に環境に配慮した車種になっています。
2.5L 2AR-FXEエンジンが採用されたハイブリッドシステムを搭載しており、優れた燃費性能を発揮しながらも、パワーのある走りをすることもできます。
さらに、バランスシャフトが採用されたことにより、振動・騒音の低減を実現しています。
また、エンジンだけでなく、車両全体で静粛性能の向上が図られており、様々な個所で吸音材や遮音材が使用されています。これにより、高速道路などでも車内で快適に会話を楽しむことができます。
ラゲッジスペースは、荷室幅1,630mm、奥行き(最長)1,120mm、奥行き(床面)800mmに設計。また、後部右側の座席を倒すことにより、ラゲッジスペースとつながるようになっているので、長い荷物でも載せることができます。
メーターの中央にはマルチインフォメーションディスプレイがレイアウトされ、車両の各種情報を確認することが可能。
メーターにはブルーの照明が採用されており、ハイブリッド車にふさわしい先進的なデザインとなっています。
燃費性能
「ハイブリッド」「ハイブリッド “レザーパッケージ”」「ハイブリッド “G パッケージ”」が23.4km/Lとなっています。
平成17年基準排出ガス75%低減レベル、平成32年度燃費基準+20%を達成しているので、エコカー減税の減税対象として認定されています。