クルマの基礎知識

自動車業界の経験者が教える、他では聞けない「クルマの基礎知識」

大画面、渋滞情報、ハイレゾ音源… 最新カーナビの選び方教えます

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車選びが終わったあとに、カーナビやオーディオをどうしようかと考えるのではないでしょうか。

最近では、マツダのようにオーディオやカーナビを取り付けるDINと呼ばれる汎用スペースがなく、専用のオーディオとモニターを備えたインフォテイメント機器が標準装備の車も増えてきました。

しかし、まだまだ汎用のカーナビを取り付けることのできるDINスペースのある車が大半です。
そして多くのユーザーは、納車時に取り付けたカーナビやオーディオ機器を、そのまま車を乗り換えるまで使うのが一般的です。

なかなか買い替えることのないカーナビやオーディオ機器は、商品選びを間違えると、楽しいはずの、車の運転がストレスになることだってあり得ます。

今回は、最近のカーナビのトレンドをご紹介しながら、どんなカーナビを選べば良いか考えてみたいと思います。

■GPSの精度が向上する準天頂衛星

GPSは、アメリカの人工衛星からの電波を受信して自分の車の位置を特定する仕組みです。
ただ、GPSにはどうしても誤差があることや、日本国内の山間部では位置を測定するのに必要な衛星4機以上を補足できない場合があるなど、正確な位置情報の取得という意味では課題がありました。

最近ではこのGPSを補助するための人工衛星が打ち上げられ、実用化されています。
それが、国産の人工衛星「みちびき」と、ロシアの衛星の「グロナス」です。
最近のカーナビでは、これらの準天頂衛星を受信できるものが販売されています。

■オプションなしで渋滞考慮のルート案内ができる?

日本のカーナビでは、渋滞情報の取得にVICSが利用されています。
VICSはFMラジオの多重放送を利用するものと、路上に設置されたビーコンや光ユニットから情報を得るものがあります。
これまではFM多重放送による渋滞情報は情報量が少ないため、カーナビのルート案内には利用されず、渋滞を考慮したルート案内を受けるためには、オプションの光ビーコンユニットを購入する必要がありました。

しかし、2015年から提供が始まったWIDE VICSでは、送信されるデータ量が2倍になり、交差点や一定区間の通過時間などが配信されるようになました。
WIDE VICSに対応している機種であれば、オプションを購入せずに、渋滞情報を考慮したルート案内を受けられるようになります。

もちろん、もっと費用を出せばPioneerのナビゲーションシステムが採用しているような独自のプローブ情報(同じメーカーのカーナビを使っているユーザの走行状況を集積して渋滞情報として配信するもの)も利用することができます。

■専用フィッティングキットで大画面化

カーナビのモニターの大画面化も、カーナビのトレンドの一つです。

これまでのカーナビは、7インチが最大の画面サイズであったのですが、アルパインが始めた車種専用設計のフィッティングキットを使用した大画面モニターは、どんどんサイズを拡大し、最新モデルでは11インチという超大型のモニターを専用のコンソールパネルキットと合わせることによって、あたかも自動車メーカー標準装備品のような仕上がりになります。

そして、この車種別専用のキットを使った大画面化はPioneerのサイバーナビが追従し、さらにパナソニックのストラーダは、9インチモニターをコンソールに埋め込むのではなく、手前に出すことにより画面サイズを拡大しながらドライバーに画面を近づけて視認性を高めるという手法で、取り付け可能車種を広げています。

■毎年の地図更新。無料はあたりまえ?

カーナビの地図更新はカーナビにとって一番面倒な作業でした。
データの更新のたびに数万円の費用がかかり、ハードディスクを抜いて販売店に預けるような面倒な作業が多く、そのために地図が古いことが分かっていながらも、データ更新しないまま使い続ける人が多い状態でした。

最近のカーナビでは、3年間など一定の期間の地図の更新が無料でできるものが多くなってきました。
しかも、更新情報を自宅のPCからダウンロードして、SDカードなどを使って、カーナビに読み込ませることによって更新作業が終わってしまうというお手軽さで、もう販売店に行かずに済むというわけです。

■スマートフォン連携

今や、スマートフォンを接続して音楽再生などができるのは当たり前の機能になりました。

最新のカーナビでは、AppleのCarPlayに対応したものや、GoogleのAndoridAutoに対応したカーナビも販売されています。
CarPlayやAndroidAutoを利用すると、カーナビのディスプレイで、スマートフォンから電話をかけたりSMSを閲覧したり、その他スマホのアプリを車の画面で使用することが可能です。

また、GoogleMapやAppleのMAPアプリを使ったナビゲーションも可能になります。
現在、CarPlayに対応した機器はPioneerとKENWOODから、AndoridAutoに対応した機器はパナソニックとKENWOODから発売されています。

■オーディオやビデオを楽しむなら

オーディオやビデオを車内で楽しみたいという要望は以前からありましたが、カーナビでは音質や画質と言った付加的機能はそれほど重要視されてきませんでした。

しかし、最近では音楽を楽しむためのハイレゾ音源や、LEDをバックライトに使用した高詳細の液晶モニターを採用して差別化を図っているものもあります。

また、これまでありそうで無かったブルーレイディスクの再生に対応したカーナビがパナソニックから発売されています。

■一体どれを選べば良いの?カーナビ購入ガイド

これまで最新のカーナビの特徴を説明してきました。
では自分に合ったカーナビはどのように選べば良いのでしょうか。

ここでは、いくつかのタイプに分けておすすめのカーナビをご紹介します。

・多少高くてハイスペックなカーナビが欲しい!

多少高額でも全ての機能を持ったカーナビが欲しいというあなたには、Pioneerのサイバーがおすすめです。
実勢価格24万円とかなり高価なカーナビですが、7インチから10インチ(10型は車種専用フィッティングキットで対応)の大画面対応。
WIDE VICSは当たり前で、最適なルートをPioneerのサーバで計算してカーナビに通信でルート設定する「スーパールート検索」という機能まで備わっています。

GPSももちろん「みちびき」「グロナス」に対応していますし、地図更新も3年間無料です。
音楽再生も「高性能48 bitデュアルコアDSP」といった音質にこだわった高級パーツを使用していますので音質に期待が持てます。

とりあえず、全部盛りのカーナビが欲しいと言うことであればサイバーナビが一番おすすめです。

・車内で高音質、高画質を楽しみたい

カーナビで唯一ブルーレイディスクの再生に対応しているのは、パナソニックのストラーダCN-F1Dです(実勢価格14万円)。

モニターは9インチと大型ですが、専用フィッティングキットは必要なく、モニター自体がコンソールから浮いているような構造で取り付けられるようになっています。
この構造を採用することによって、多くの車に取り付けが可能になり、しかもモニターが手前に来るので、9インチ以上に大型に見えるのが特徴です。
もちろん、ブルーレイの再生に耐える高詳細のディスプレイと、オーディオもハイレゾ再生に対応し、抜かりがありません。
また、ストラーダCN-F1Dは日本初のAndroidAutoに対応したカーナビです。

もう一台、KENWOODの彩速ナビシリーズもハイレゾ再生、高詳細のディスプレイ、そしてレスポンスの早いカーナビゲーションシステムを売りにしています。

・トヨタのミニバンユーザで大画面が欲しいなら

トヨタのミニバンに乗っていて、とにかく大画面のカーナビが欲しいという人には、ALPINEのカーナビをおすすめします。
ビッグX11は、トヨタのアルファード、ヴェルファイア、ノア、ヴォクシー、エクスクァイア専用のカーナビで、モニターのサイズはなんと11インチです。

圧巻なのは、11インチのモニターサイズに合わせたセンターコンソールのパーツをALPINEが車種専用に作ってしまったと言うことです。
このパーツは、後付け感が全くなく、メーカー純正にも見えるほどの品質なのですから驚きです。
実勢価格で20万程度となかなか高価なものですが、車両ごとに完璧にデザインされた11インチのモニターはそれだけの価値があると言えるでしょう。

■まとめ

最新のカーナビの特徴の特徴をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
各社とても工夫を凝らした商品を開発していることがよくわかります。

車を購入されるときには同時にカーナビも購入すると思いますが、カーナビ選びにもこだわってみませんか?

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