2018年後半本当におすすめの小型SUV5選(輸入車編) | カーライフマガジン

2018年いま一番よく売れている車のカテゴリーであるSUV、そして日本で扱いやすいサイズのコンパクトなサイズのSUVのおすすめを紹介しています。

前回の記事では国産車でおすすめのコンパクトSUVを紹介しましたが、今回は輸入車を中心におすすめの5車種をご紹介したいと思います。

輸入車は国産車とはまた違った雰囲気を楽しむことができます。

そして、値段の面でもBMW、メルセデス・ベンツ、アウディといったプレミアムブランドであってもそこそこのお値段で購入することが可能です。

ボルボ XC40

ボルボXC40は、ボルボが新世代のコンパクトクラス用のシャーシとして設計したCMAプラットフォームを初めて採用した車両であり、コンパクトSUVです。

XC40の新世代のプラットフォームは、XC90やXC60といった中型から大型車用のSPAプラットフォームとはまた別の物です。

デザイン的にも、XC90やXC60が水平基調のクリーンなデザインなのに対してXC40はドアの下部に大きな窪みがあったり、Cピラーの形状が特殊だったりと個性的でシンプルな中にも動きのあるデザインになっています。

インテリアに目を向けると、XC90やXC60の様なわかりやすい高級感はありませんが、シンプルな北欧デザインで居心地が良い空間となっています。

また、XC90やXC60と同様のタブレットのような9インチのタッチパネルのコントロールパネルと12インチフルデジタル液晶のメーターパネルなどの先進装備が装備されます。

安全装備はこの分野でのパイオニアであるボルボらしく、自動ブレーキはもちろんのことアダプティブ・クルーズコントロールや車線維持支援機能など非常に充実しています。

エンジンは4気筒2リッターガソリンターボエンジン(190psと250psのパワー違いで2種)と8速のトルクコンバーター式ATの組み合わせで、今のところディーゼルエンジンやPHEVは導入されていません。

しかし、このプラットフォームにはハイブリッドをはじめ、多彩なエンジンを搭載できるというので今後の展開が楽しみな1台です。

ただ、人気がありすぎて注文しても納車には半年以上かかってしまうことは注意しておいた方がよいでしょう。

BMW X2

BMW X2はBMWのSUVカテゴリーの車です。BMWはSUVのことを独自にSAV(スポーツ・アクティビティー・ビークル)と呼んでいます。

X2は、BMWの最小クラスのSUVで、「X」はSAVシリーズを意味し偶数の「2」はBMWではクーペやそれに準ずるスタイリッシュなモデルとして定義されています。

というわけで、Xシリーズの偶数番号であるX2はスタイリッシュなフォルムを持つ5ドアとなっています。

それに対して奇数番号のX1は、オーソドックスなSUVのデザインを持っています。

車名の名目に関する法則はBMWのXシリーズ全てに当てはまりますので、自分の好みに合わせてモデル選ぶことができるようになっています。

さて、X2の動力は4気筒2リッターガソリンターボエンジンと、3気筒1.5リッターガソリンターボエンジンに7速のDCTを組み合わせています。

BMW自慢のディーゼルエンジンは今の所ラインナップに含まれていませんので、ディーゼルエンジンが欲しければ、X1を選択するほかありません。

ちなみに、X2とX1はBMWでは珍しいFFベースのシャーシを持っていて、4WDも選択することができます。

FFということで走りに不安を持つ方もいるかも知れませんが、X1とX2のシャーシやエンジンはMINIクロスオーバーと共用となっていることから、MINIでFFの走りを鍛えてきたはずなので、あまり心配はいらないでしょう。

アウディ Q2

アウディQ2は、アウディのSUVで最小サイズのモデルです。

Q2の特徴はとにかくコンパクトだということ。4200×1795×1530mmのサイズでBMW X1と比べても25センチも短いボディサイズです。

デザインも通常のアウディシリーズとは異なり、ゲームなどでおなじみの「ポリゴン」をデザインモチーフにしたという外観はドアの部分をひし形に切り取ったような思い切ったデザインで、遊び心を感じさせます。

エンジンは3気筒1リッターガソリンターボエンジンと4気筒1.4リッターガソリンターボエンジンを選択することができます。

トランスミッションはすべて7速のDCTで駆動方式はアウディらしく4WD一本です。

アウディQ2はアウディA1とシャーシを共有するため非常にコンパクトなサイズに収まっていますが、お値段もコンパクト!?ということで話題になりました。

一番ベーシックな3気筒1リッターエンジンを搭載したモデルではなんと299万円と200万円台を実現しています(ただし、ナビゲーションシステムはオプション)

コンパクトだけど他のアウディ車と違う存在感があるのがAudiQ2の特徴です。

メルセデス・ベンツ GLA

メルセデスGLAは、メルセデスのコンパクトクラスであるAシリーズをベースにしたSUVモデルです。

GLAのデザインは、先に取り上げた3台と比べるとかなりコンサバティブでSUVらしいデザインになっています。

Aクラスがベースだとは思えないような威厳と風格を持ったデザインは流石コンパクトクラスといえどもさすがメルセデス・ベンツだと感じさせてくれます。

搭載されるエンジンはGLA180の4気筒1.6リッターガソリンターボエンジン(122ps)からAMG GLA45の4気筒2リッターガソリンターボエンジン(381ps)と幅広く選ぶことができます。

駆動方式はメルセデス・ベンツのコンパクトクラスもFFに移行していますので、FFまたはFFベースの4WDとなります。

一番安いGLA180で400万円と少し高価なのが残念ですが、逆に400万円でメルセデスのSUVに乗れると思えば安い買い物かもしれません。

MINI クロスオーバー

MINIクロスオーバーは、MINIのSUVモデルです。

現在発売されているのは2代目のクロスオーバーとなり、MINIであることが誰にでもMINIだと理解できるデザイン、おしゃれな内装はMINI譲りでとてもおしゃれなコンパクトSUVです。

MINIクロスオーバーは特にボディーカラーが豊富であり、ホイールやデカールなどのオプションも充実しているのでそれらを選ぶだけでも大変。いえいえ、楽しい作業になること間違いなしです。自分だけのMINIのSUVを組み上げる楽しみがあります。

シャーシはBMWのX1,X2と共通のプラットフォームでエンジンは、3気筒1.5リッターガソリンターボエンジン、4気筒2リッターガソリンターボ、4気筒2リッターディーゼルターボエンジン、PHEVなど多彩な選択肢があるのもMINIの特徴です。

とにかく、選択肢が広くて自分好みの車をはじめから作ることができるようにかんじられる。それがMINIクロスオーバーの特徴です。

でも、こだわりすぎるとオプションの費用が高額になったり、悩みすぎて決められなくなってしまうことには注意しましょう。

まとめ

世界的にSUVがブームなだけあって、輸入車でもほぼすべてのメーカーがSUVを販売しています。

今回は比較的コンパクトな車両に絞ってご紹介しましたが、サイズが大きいものも含めると選択肢はとても多くなります。

選択肢が多いと迷ってしまうこともあるかもしれませんが、試乗してじっくり見比べて自分にぴったりな1台を見つけてください。

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