クルマの基礎知識

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値下がりの大きい中古車なら高嶺の花にも手が届く!?

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中古車の価格は中古車市場での取引によって決まります。

それは、しばしば新車で販売されていた価格に比例しないことがあります。

場合によっては、新車ではとうてい購入できないようなメーカーの自動車を、とても手頃な値段で購入可能なこともあります。

そして、同じ車種の間でもなぜか、グレードの高い車両の方がグレードの低い物よりも安く購入できたりするので、中古車市場の相場は調べてみるとおもしろいものです。

今回は、そんな新車では高嶺の花でも、中古車市場では値下がり率が大きくなっているために買いやすくなっているものをいくつかご紹介したいと思います。

■中古車市場相場の基本的な値動きとは?

始めに、中古車市場で販売される中古車の基本的な値動きについてご説明します。

中古車市場では新車価格の高い物ほど、値落ち率が高い傾向にあります。

つまり、軽自動車やコンパクトカーのような新車価格の安い車は、中古車市場での値下がり率は新車価格の高い物よりも低いということになります。

逆に、高級輸入車のような新車販売価格が高価なものは中古車市場では、値落ち率が高くお得に購入できます。

もちろん、この法則にも例外はあります。

例えば、市場の要求に対して供給(中古車市場に流れる台数)が少ない場合には、買い手が多く車が少ないため、中古車市場でも高値を維持することになります。

欧州の高級車メーカーの中には、新車の供給台数をあえて少なくすることによって、中古車市場をふくめて、自社の販売する自動車の価値を守ることすらあります。

つまり、中古車の価格は需要と供給によって決定されるのであり、新車価格とは関係ないと言い切れる点がおもしろいところなのです。

■大型セダンの超高級車も手の届く価格に

高級車と言えばメルセデス・ベンツやBMWを思い浮かべる方も多いでしょう。

メルセデス・ベンツのSクラスといえば、メルセデス・ベンツのトップレベルの高級モデルです。

新車で買うと軽く1,000万円オーバーのこの高級車が、9年から10年落ちの1世代前のモデルであればなんと、200万円台で買えてしまうのです。

同じように、SクラスとライバルであるBMWの7シリーズも9年、10年落ちの中古車であれば200万円台で購入できるのです。

(ただし、7シリーズよりもSクラスが流通量が多いため、お得な中古車を探すならSクラスが有利です。)

しかも、このような大型高級セダンの中古車の特徴として、大きいエンジンを登載したグレードの高いモデルの方が、低いグレードよりも販売価格が安いという逆転現象すら発生しています。

このような大型のセダンは、「日本の道路事情に合っていない」「修理代や維持費が高額になりそう」などの理由で、中古車としての引き合いが少なく、購入する層から敬遠されています。

そのため、どうしても値段を下げなければ売れないと言う事情があるのです。

また、大きなエンジンが搭載されたグレードの高いモデルは、燃費が悪いと考えられたり、自動車税が高額であるとして敬遠され、さらに値段を下げないと売れないのが現状です。

そのため、このクラスではグレードが高いモデルの方が安いという状況という特殊な状況になっています。

■流通しすぎで中古車価格が下落した高級車

BMWの3シリーズはBMWで一番売れているモデルといってもよい車種です。

BMWも3シリーズの開発には力を入れていますし、車としての魅力も大変高いです。

しかし、BMW3シリーズは、中古車市場では新車の価格と比べて、値落ち率の高い車種の一つとなってしまっています。

3シリーズは、車体もそれほど、大きく有りませんので日本で乗るのも問題ありません。

そして「駆け抜ける喜び」というキャッチフレーズを体現していると言って良い乗り心地や操縦性能も大変満足出来ます。

筆者も3シリーズのオーナーですが、3シリーズにはとても満足しており、「中古車市場での値落ち率が高い=価値が低い」というのは、にわかに信じられない話です。

では、一体、何が原因で中古車の価格が下落してしまったのでしょうか。

それは、市場への中古車の供給量が3シリーズを中古車で購入したいという需要を越えているからだと考えられます。

BMWの売れ筋である3シリーズは毎年新車で相当な数が販売され、登録さています。

それが数年後に中古市場に大量に流れ込むために3シリーズの中古車としての価格が値崩れしていると考えられます。

さらに、販売台数を上げる為に、ディーラーで決算期には大幅な値引きが横行していることも3シリーズの値落ち率が高いことの要因の一つとなっている事も確実です。

そして、この新車価格と比べて中古車の価格が低い傾向はメルセデス・ベンツのCクラスや、アウディA4などにも当てはまります。

これも、3シリーズの場合と同様に、供給量の多さと販売時の値引きが問題といえるのです。

■頻繁なモデルチェンジでお買い得な安全装備満載の高級車

新車の価格からの値落ち率が高い車でもう一つおすすめしたいのが、ボルボのV60とV40です。

V60とV40は最近人気が上がってきている北欧の自動車メーカーボルボのワゴン車ですが、現行モデルのV60とV40は本当にお買い得です。

V60は、2013年のマイナーチェンジ以前の車種であれば、半額以下の100万円台後半から購入できます。

V40は2013年にモデルチェンジしましたが、発売当初の2013年モデルであれば1万キロや2万キロしか走っていない車が、新車価格の半額より少し高い程度で購入できるのです。

V60とV40がどうしてこれほど中古車市場で安く出回っているかというと、ボルボが頻繁にエンジンやミッション、安全装備のアップデートを行っているからです。

特に、2013年の「DRIVE-E」戦略によるエンジンとミッションのアップデートや、被害低減自動ブレーキや、追従型のクルーズコントロール安全装備のアップデートによって、相対的に前期モデルの価値が下がってしまい、中古車としての価値が下がっています。

しかし、V60やV40自体は初期型でも大変よくできたモデルなので、ボルボの人気が上がっている今、中古で買うなら大変お買い得な1台だといえます。

■探せばお買い得な車は結構多い、賢い買い物でカーライフを満喫しよう

このように、新車では手が届かなかった高級車も中古車になれば比較的手が届く金額まで降りてきているお買い得な車が、中古車市場にはたくさんあります。

どうせ中古車を買うのなら、お買い得な高級車を見つけてあなたのカーライフを充実したものにしませんか?

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