【カンタン解説】よくわかる自動車購入時の支払方法! | カーライフマガジン

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恋人とのデートや、仲間とのレジャーなどに大活躍してくれるマイカー。

若者の車離れが話題となっている近年でも、マイカーに憧れる若い方は多数おられることでしょう。

ただ多くの若者にとって、車の価格はかなり高額です。

現金一括払いで新車を購入できる若い方は、ごく少数なのではないでしょうか。

もちろん、現金払い以外の方法でも車は購入可能です。

カーディーラーでは一般的なローン以外に、残価設定型ローンなどの支払い方法を用意しています。

また、銀行や信用金庫でも自動車ローンを組むことは可能です。

以上のように選択肢の多い自動車購入費の支払方法。

これからマイカーを購入する人は、どの方法を利用するのがベストなのでしょうか。

本記事で各種ローンの特徴をチェックしつつ、ベストな購入方法を探っていきましょう。

近年マイカーの代わりに利用される方が増えている個人向けリースについても触れますので、ぜひご一読ください。

■ディーラー系ローンを使うと損?

冒頭で述べたように、カーディーラーでは自動車の購入方法としてローンを用意しています。

ただしカーディーラーの自動車ローンは、金利が年5%から年8%程度。

後述する銀行系自動車ローンと比べると、やや高金利となっています。

またディーラーによっては、ローンの繰上返済を不可としている場合もあるので要注意です。

繰上返済ができないと返済期間を短縮できませんし、利息を少なく抑えることもできなくなります。

では、ディーラー系ローンはまるで利用価値のないものなのでしょうか。

もちろん、そうではありません。

カーディーラーのローンを利用することで、大きなメリットを得られる場合もあります。

たとえばディーラーの販売員が、自社のローンの利用を強く勧めてくる場合はチャンスです。

こうした場合は販売員にローンのノルマが課せられていることが多く、上手く交渉することでオプション品のサービスを受けられる可能性があります。

欲しかった高額なオプションをサービスで付けてもらえるなら、多少金利が高くてもディーラーでローンを組む価値はあるでしょう。

・手軽さが嬉しい残価設定型クレジット

近年はマイカー購入費の支払い方法として、カーディーラーから残価設定型クレジットの利用を勧められるケースが増えています。

残価設定型クレジットとは、車両価格の一部分を残価として設定しておき、残り部分に対してローンを組む支払方式です。

「仕組みがよくわからない」という方は、新車購入時に将来的な買取価格を設定しておくようなものと考えてください。

残価設定型のローン期間は、概ね3年から5年程度となっています。

この期間を過ぎると、ローン利用者は設定しておいた残価を一括払いして車を買い取るか、車の乗り換えもしくは売却を行うかを決めなければなりません。

ちなみに残価は、3年ローンを組んだ場合で車両価格の40%?50%程度、5年ローンを組んだ場合で車両価格の20%?30%程度となります。

残価設定型クレジットは、通常のローンと比べて金利が低めに設定されている場合がほとんどです。

残価分だけ借入金が安くなることからも、比較的手軽に利用できる支払い方法といってよいでしょう。

ただしこの支払い方法を選ぶと、車の使い方にある程度の制限がかかります。

というのも、残価精算時に車の走行距離が一定の基準を超えていると、別途清算金の支払いが必要になる場合があるのです。

また車をカスタマイズした場合や、著しく内外装を破損もしくは汚損させた場合も、元の状態に戻すための清算金を請求される可能性があります。

自分の好きなように車を使いたい方にとっては、残価設定型クレジットはやや不便な支払い方法といえるかもしれません。

■積極的に活用したい銀行系自動車ローン

銀行や信用金庫などの金融機関が提供する自動車ローンは、金利が年3%?年5%程度とディーラー系ローンと比べて低金利です。

さらにローンを組む金融機関との取引状況によっては、1%前後の金利優遇を受けられるケースもあります。

多くの場合、金利優遇を受けるための条件となる取引は、該当金融機関での給与振込口座や公共料金引落し口座の指定などです。

普段から給与振込口座として利用している銀行などがあるなら、その銀行の自動車ローンをチェックしてみるのもよいでしょう。

以上のような金利条件以外にも、銀行系自動車ローンの利用で得られるメリットはあります。

そのメリットとは、使用用途の自由度の高さです。

マイカーローンで借りたお金は、自動車の購入費としてだけでなく、車のオプションパーツの購入資金や運転免許の取得資金などにも利用できます。

「教習所の費用とマイカー購入費をひとつのローンでまかないたい」といった場合は、銀行系自動車ローンの利用を検討するとよいでしょう。

低金利で中古車のローンを組みたい方にも、銀行系自動車ローンはおすすめです。

・銀行系自動車ローンのデメリット

銀行系自動車ローンにもデメリットはあります。

そのデメリットとは、審査の厳しさ。

低金利での貸付は金融機関側にとってリスクが高いため、どうしても審査が厳しくなってしまうのです。

とはいえ安定した収入があり、過去にローンの延滞や未払いなどがなければ審査を通過する可能性は十分にあります。

車を購入する際に、試しに銀行系自動車ローンの審査を受けてみても損はありません。

■個人向けリースという選択肢

ここでローンによる車購入から視点を変えて、個人向けリースという選択肢に目を向けてみましょう。

リースとは、いわゆる賃貸のことです。

ほとんどの個人向けリースでは、利用者が希望する車両を企業が購入したうえで貸与するシステムを採用しています。

貸与期間は数年単位となりますが、税金の納付手続きなどを行うのは車の所有者であるリース会社です。

貸与された車両は、リース期間が終了すると乗り換えもしくは返却することができます。

また、プランによっては一定額の支払いによって車を買い取ることも可能。

この点は、先にご紹介した残価設定型クレジットと似た仕組と考えてよいでしょう。

・個人向けリースのメリットとデメリット

自家用車の個人向けリースは、車両の購入や納税などの手続きを省略して車を利用できる点が魅力です。

リース会社によっては車検代やタイヤ交換費用を含んだプランを利用できるので、車にかかる諸費用も細かく考えずに済みます。

また、リース会社がメーカーから大量かつ安価に車両を購入することから、リース料金は割安。

月々1万5千円程度から利用できる車種を用意しているリース会社もあります。

以上のようにメリットの多い個人向けリースですが、デメリットがないわけではありません。

たとえば、個人向けリースは月間の走行距離が制限されます。

利用期間中に規定の走行距離を超えて車を使用すると、ペナルティとして追加請求が発生するので要注意です。

このほかカスタマイズの幅が限られる点も、個人向けリースのデメリットといえます。

以上のデメリットを見てわかるように、個人向けリースは残価設定型クレジットと似た部分の多いサービスです。

ただ、2年程度で契約できるプランがあったり、クレジットカードで決済できたりと、個人向けリースには残価設定型クレジットにはない手軽さがあります。

なお、個人向けリースを利用する場合も、任意保険や駐車場は利用者が用意しなければなりません。

これらの費用も考慮したうえで、リースの活用を検討してみてください。

■まとめ

本文で見てきた車両購入費の支払い方法には、それぞれのメリットとデメリットがあります。

ローンの金利さえ低ければよいとは限りませんし、車を購入する時期や状況によって最適な支払い方法は違ってくることでしょう。

また、個人向けリースも車を入手する手段の一つですが、やはりデメリットはあります。

車を手に入れる際は、無理なく自分に合った入手方法を選びたいところです。

ぜひご自身でも情報を詳しく調べて、最良と思える方法で車を手に入れてください。

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