ミラココア（DAIHATSU） | カーライフマガジン - Car Life Magazine｜カーライフを彩る自動車総合Webマガジン

2009年に販売をスタートしたミラココアは、7代目ミラから派生モデルとして誕生した5ドアハッチバック軽自動車で、2008年に販売終了したミラジーノの後継車種になります。

2010年の仕様変更により全車でCVT車となった他、新グレードの「X Special」が追加されるなどのグレードの調整も行われました。

2011年にはエンジンの置換を含む一部改良が行われ、平成22年度燃費基準+20%を達成したり、全車で平均燃費計の標準装備化、一部グレードではフロアイルミネーションなどの標準装備化が行われました。

さらに翌年のマイナーチェンジにより「eco IDLE」などが採用され燃費がさらに良くなり、全車で平成27年度燃費基準+20%を達成しました。その他には外装の変更、LED化、ボディカラーの追加が行われました。

2014年に、2度目のマイナーチェンジが行われ、ボディカラーが大幅に変更され、「シャイニングレッド」と「ココアベージュメタリック」の復活の他、「シルキーラベンダーメタリックオパール」という新色が追加になり計10色ものカラーバリエーションになりました。

グレード毎に区別がつくほどの外装のデザイン変更も行われ、新テクノロジーの「クールドi-EGR」、「CVTサーモコントローラー」が追加され、燃費性能の向上も図られています。

ミラココアのデザインは、名称にもあるようにココアのようなあったかい気持ちになれる優しいスタイリングがされていて、最近の軽自動車では珍しい丸いヘッドライトも愛嬌があって女性に人気となっています。

ボディーカラーは全部で10色で、中にはパステルカラーが採用された女性目線のカラーリングもあり、オートカラーアウォード２０１３でファッションカラー賞を受賞しています。通常のカラーリングの他にも、2トーンセレクションというカラーリングも設定されています。

また車体が非常にコンパクトなので、運転席からボンネットの先を確認することができるので、車の駐車や狭い路地での切り替えしをスムーズに行うことができるようになっているのも女性に人気が高い理由のひとつ。

バックモニターも搭載されていますので、駐車場に車を止めるのが苦手な人でもミラココアの場合、ばっちりと車がサポートしてくれているのです。

他にもリアウインドーの視界を最大限確保することにより、後方確認をしっかり行うことができるため、事故防止にも貢献しています。

車自体のサイズは一般的な立体駐車場のサイズ制限内に収まっているので、マンション住まいの方もためらいなく購入が可能です。

燃費性能は非常によく、車が停車する直前に車速が7㎞/h以下になった時点で自動的にエンジンを停止するエコアイドルが標準装備されています。

2WD車の燃費は29.0km/L、4WD車の燃費は26.8km/Lとなっています。平成17年基準排出ガス75%低減レベルは勿論のこと、全車で平成27年度燃費基準+20%を達成しており、エコカー減税の免税対象として認定されています。

※2015年4月1日以降のエコカー減税による減免割合についての詳細はメーカーにお問い合わせください。