新車価格帯 | 283万円(2010年生産終了) | おすすめグレード | – |
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JC08モード燃費 | ? | エコカー減税 | 販売終了 |
排気量 | 1,998cc | 車両重量 | 1,260kg |
最高出力 | 165kW(225PS)/8000rpm | 最大トルク | 215N・m(21.9kgf・m)/6100rpm |
立体駐車場 | ○ | リセールバリュー |
シビックタイプRは、ホンダが製造・販売していた自動車です。ハッチバックタイプとセダンタイプを販売していました。
初代シビックタイプRが発売されたのは、1997年8月でした。発売されたのは、ハッチバックとセダンで、エンジンやサスペンションなどをスポーツチューニングしたものでした。
搭載エンジンは1600ccの直列4気筒DOHCVTECで、185PS/8200rpmの出力を持つほか車体も軽量化を施されていました。
そのほかにも専用エアロパーツやバケットシートなど、タイプR専用の内装になっていました。
その後2000年9月にフルモデルチェンジによって、2代目シビックタイプRが登場します。
初代シビックタイプRは国内製造でしたが、2代目シビックタイプRはイギリス現地法人の工場で生産されて日本へ輸入されていました。搭載されたエンジンは2,000cc直列4気筒DOHC i-VTECになり、6速マニュアルトランスミッションが搭載されました。
2004年1月のマイナーチェンジを経て、2005年に輸入が終了されました。その2年後である2007年3月に3代目シビックタイプRがセダンタイプのみ販売が再開されました。搭載エンジンは2代目と同じですが、細部にチューニングを施して225PS/8000rpmとさらに出力が向上しました。
この3代目のシビックタイプRはセダンということで使いやすさが向上し、発売後1ヶ月で受注台数が2,100台となるなど、大変人気がありました。また同年9月に300台限定の特別仕様「MUGEN RR」の発売が開始されましたが、なんと購入申し込み開始からたった10分で完売するという事態が起こりました。
非常に人気の高かった車種でしたが、排ガス規制へ対応することができず、2010年に生産終了となっています。
シビックタイプRは実装実験や風洞実験を重ねた、優れた空力性能のボディを採用しており、高速走行時でも安定した操縦性を発揮します。
遮音材や吸音材も、日常走行では快適性を保ちつつ、高速度になりエンジンの回転数が上がると、ドライバーの気分を高揚させるサウンドをもたらすようチューニングが施されています。
シートはドライバーが車との一体感を感じるよう、反発しすぎず沈み込みすぎずの適度なホールド感となっており、快適なドライブをサポートします。
コックピットは、ドライバーが確認や操作がしやすいようなレイアウトとなっています。その代表となるのが、上下二段に設定されたマルチプレックスメーターでしょう。
上段に確認する頻度の高い情報を表示させることで、ドライバーの視線移動を少なくします。エンジン回転数を視覚化したi-VTEC/TEVインジケーターも装備されているので、最適なシフトチェンジのタイミングが直感的に伝わってきます。
燃費性能
11.4km/Lとなっています。
排出ガスの認定レベルは、平成17年排出ガス規制適合車となっています。