現在日本国内において、「コンチネンタル」というタイヤメーカーの存在はあまりメジャーなものではありません。
このページを見るまでそんなタイヤメーカーがあることすら知らないというユーザーもいるのではないでしょうか。
しかし、その歴史は深く、1871年にドイツにて設立された世界シェア第4位の由緒正しきタイヤメーカーなのです。
しかも、ヨーロッパでのOEシェア(メーカー純正装着)は堂々の第1位という素晴らしいタイヤメーカーだという事実をまずあなたに知っていただきたい。
さて、そんなコンチネンタルの展開する自動車用タイヤのラインナップとおよその価格について興味を持っていただきたいのですが、私の勝手な主観としてはハイクラスセダンはコンチネンタルを使用しておけば間違いがないとだけいわせて下さい。
トヨタ センチュリー、ホンダ レジェンド、日産 プレジデント、・・・etc
これらのVIPなハイクラスセダンの乗り心地をワンランク上のものへと引き上げることのできるタイヤだと、私は信じています。
今回は、そんなコンチネンタルタイヤについておすすめを解説していきましょう。
1.完璧を求めた上で作り上げられたコンフォートタイヤ Ultra Contact UC6
コンフォートタイヤの極みともいえる乗り心地が手に入るUltra Contact UC6は、一本単価¥20,000-前後のハイクラスタイヤです。
16インチから18インチのサイズラインナップで、セダンのために生まれたようなタイヤです。
UC6の特徴は優れたコントロール性能。
どんなに激しいウェットコンディションの中でも自動車の姿勢を作ることができるというのは、自動車ユーザーに安心感を与えてくれる最良な特徴です。
ドライコンディションでのコントロール性能の高さはもちろん、ウェットコンディションでも確かなコントロール性能を発揮できるということは、同時に確実なグリップ性能が保証されているということになります。
静粛性に富んだトレッドパターンは、高い快適性をあなたのカーライフに約束してくれるでしょう。
2.コンパクトカーにもプレミアムな乗り味を ContiPremiumContact 5
メーカーとしてのターゲットはミドルサイズから高級車向けとして販売されているContiPremiumContact 5ですが、このタイヤはコンパクトカーにこそオススメしたいプレミアムコンフォートタイヤになります。
15インチから17インチのサイズラインナップの中でも、15インチはコンパクトカーのメインサイズ。
価格帯も一本単価¥10,000-前後と無理なく使用できるレベルです。
静粛性とレスポンスの高さはあなたに笑顔を運んでくれます。
また、低燃費性能も高く文句なしです。
クッション性も良く、まさにコンフォートの鏡。
この価格でここまでの性能が手に入ることを知ってしまうと、他のタイヤをチョイスする機会が減ってしまうかもしれません。
3.軽自動車にもコンチネンタルの快適さを ComfortContact CC6
13インチから18インチのサイズラインナップを用意しているComfortContact CC6は、16インチまでのサイズをオススメしたいと思います。
セダンやミニバンにも充分お使いいただけますが、このCC6は軽自動車・コンパクトカーにご使用いただきたいです。
一本単価¥7,000-前後からの価格帯で、快適の車内空間の演出にはうってつけのアイテム。
どのメーカーでも軽自動車対応サイズは用意されていますが、今ひとつ快適性の高さが飛び抜けているというアイテムが見つかりません。
その点、CC6の快適性は折り紙付きです。
クッション性が抜群に良いのと、静粛性の高さがちょうど良いバランスを生み出しています。
小径サイズにも妥協のない作り込みをしているのは好ポイントです。
軽自動車でもBOXタイプに是非ご使用いただきたいタイヤです。
4.雪上・氷上の安定性を第一に ContiVikingContact 6 SUV
基本的にはスタッドレスに近いスノータイヤになりますが、年間を通してこの1セットでまかなえてしまうオンロード特性を併せ持ったタイヤがこのContiVikingContact 6 SUVになります。
15インチから20インチのサイズラインナップの中でも、18インチ前後が最もニーズがあるのではないでしょうか。
一本単価¥20,000-前後と、決して安くはありません。
しかし、夏冬2セット分の役割を熟すことができることを考えると、高過ぎる価格設定ではないでしょう。
マッドアンドスノー特性もスノー寄りで、トレッド面内側は雪に噛み込む能力に優れています。
中央部は、アイスバーンでも滑らないように接地面の排水性を高めてあります。
トレッド面外側は、ドライコンディションでのグリップ力を確保し、コーナリング時の踏ん張りを維持してくれます。
乗り心地も柔らかく、快適なドライブを楽しめるのが中低速域ということもあり、SUVユーザーにはなかなか嬉しいポイントです。
できるだけ上手にタイヤ選びをしたいあなたには、是非一度ContiVikingContact 6 SUVをお試しいただきたいです。
5.SUVでオンロードを最高に楽しむために ContiSportContact 5 SUV
SUVだからといって、オフロードをガンガンに攻め込む必要はありません。
オンロードでラグジュアリーに存在感を発揮するのも楽しみの1つ。
そんなSUVでも、コントロール性能や走行感の良さが欲しい、絶対的信頼を持ってアクセルを踏み込みたいなんて考えている欲張りなあなた。
ContiSportContact 5 SUVならそんな希望を実現させてくれます。
何を隠そうこのタイヤ、特性としてはスポーツタイヤです。
オンロードスポーツといえば、セダン・コンパクトカー・スポーツカーがメインで、ミニバンやSUVはそこまで注目されるものではありません。
しかし、このContiSportContact 5 SUVは力強いグリップ性能とハンドリングに対する追従性の良さ、ブレーキング性能の高さを誇る走るためのタイヤなのです。
これまでSUVを運転してきて、その運動性能に物足りなさを感じていたあなた。
是非とも一度お試しすることをオススメ致します。
18インチから22インチのサイズラインナップで、一本単価¥25,000-前後からの価格設定はかなりハイコストですが、値段以上の性能を体感することができます。
6.まとめ イチオシタイヤはコレだ‼︎
今回ご紹介したコンチネンタルタイヤですが、まだまだオススメしたいタイヤに溢れていてご紹介しきれていません。
スポーツタイヤが多く、コンフォートタイヤが少ないのですが、その少ないコンフォートラインナップの性能の高さが素晴らしいのが特徴的です。
そして、今回私がイチオシなのがコレ。
「Ultra Contact UC6」。
冒頭でも取り上げましたが、ハイクラスセダンはコンチネンタルを使用しておけば間違いがないというのが私の勝手な主観です。
運転する楽しみもさることながら、リヤシートでゆったり乗車するときにも、コンチネンタルであればストレスフリーなドライブを楽しめるかと思います。
中でもこのUltra Contact UC6の乗り心地の良さは極上としか言い表せません。
セダンユーザーには是非とも一度お試しいただきたい。
これからタイヤ交換の季節がやってきます。
是非ともコンチネンタルの選択肢を増やしてみてください。