あなたは自動車を運転中に何に対してストレスを感じますか?
渋滞、マナーの悪い歩行者、うるさく騒ぐ後部座席…なんてものもあります。
しかし、元プロメカニックの私が一番ストレスに感じるのは【視認性の悪いフロントウィンドウ】です。
車外であればワイパーでサッと視界の確保ができますが、車内側の汚れが原因ですとそう簡単はいきません。
今回は、私が自動車ディーラー勤務時に学んだ【どのウィンドウにも最適な対処方法】をあなたにお伝えしたいと思います。
これができれば、わざわざ技術料を払ってルームクリーニングを頼まなくても済みますよ。
1.ルームクリーニングにおけるウィンドウの難しさ
ルームクリーニングの中でも、ウィンドウクリーニングは厄介なミッションになります。
フロントウィンドウは手を入れにくいですし、ドアウィンドウは1枚のウィンドウを上げ下げしながらクリーニングしないと全部を綺麗にすることができないなど、とにかく手間仕事です。
とくに、愛煙家の自動車の場合その手間はより大きなものになってしまいます。
愛煙家だけではありません。
お子様が小さいと、曇ったウィンドウは恰好のキャンバスです。
手垢というのもなかなか厄介な汚れです。
そこにお菓子の油汚れも上乗せされれば、ドアウィンドウは汚れの大盤振る舞いです。
これらの厄介としか言いようのない汚れを、プロのメカニックは徹底的に掃除していくのです。
これからあなたはルームクリーニングのプロとしての道を垣間見ることになります。
その中でも、最も基礎的な部分を徹底的にあなたに教えこむことにしましょう。
2.ウィンドウクリーニングに必要なアイテム
ウィンドウクリーニングには、絶対に必要なアイテムが2つあります。
ウェットティッシュとキッチンペーパーです。
自動車に全く関係ないように感じますが、どちらも自動車の整備にはなくてはならないものです。
ウェットティッシュは充分な水分を含んでいる上に、タオルのように繊維を残さずに汚れを拭き取ることができます。 また、再利用には適さないため常に清潔な状態で使用することができ、雑菌を完全に除去する作用もあります。 その観点から言いますと、水で湿らせてあるものよりアルコールで濡れているウェットティッシュが最高です。
アルコールであれば、ウィンドウについた油分を綺麗に拭き取ることが可能です。