新車価格帯 | 139万円(販売終了) | おすすめグレード | – |
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JC08モード燃費 | ? | エコカー減税 | 販売終了 |
排気量 | 656cc | 車両重量 | 760kg |
最高出力 | 64PS/8100rpm | 最大トルク | 6.1kgf・m/7000rpm |
立体駐車場 | ○ | リセールバリュー |
ビートはホンダの2ドア2シートでオープンタイプの軽自動車です。
軽自動車でありながらスポーツタイプであり、まだバブルの時代であった1991年5月に発表されました。
一部のマニアに非常に人気があった車種であり、現在は生産されていませんが、状態の良いものは高値で取引されています。
この時代にはビートのほかにもオートザムのAZ-1、スズキのカプチーノなど同タイプの軽自動車が販売され、頭文字をとって『平成ABCトリオ』などと呼ばれていました。
この3種のなかでもっとも生産台数の多かったのがビートです。
搭載されているエンジンはE07A型直列3気筒SOHC656ccで、駆動方式にはNSXと同じミッドシップエンジン・リアドライブが採用されています。
トランスミッションは5速MTで、軽自動車でありながら四輪ディスクブレーキ、SRSエアバッグ、サイドインパクトビームを採用しているなどの特徴があります。
また、後輪のブレーキにはプレリュードと同じものが採用されたために大径化され前輪が13インチ、後輪が14インチとなっています。
トランクは装備しているものの非常に容量が小さいため、専用のキャリアも装着できるようになっています。
生産を終了したのは1996年でありすでに約20年が経過していますが、今でも大切に所持しているオーナーが多いこともビートの特徴です。
2010年にはオーナーミーティングがツインリングもてぎで開催され、569台が集まってのバレードランが行われてマニアの健在ぶりを物語っています。なお、このパレードランはギネスに認定されて2011年に登録されました。
2013年に行われた東京モーターショーで公表された「Honda S660 CONCEPT」が、2015年に「S660」として発売され、ビートの後継車種となっています。