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【5分でわかる】軽自動車のメリット・デメリット|元プロメカニックが教えます

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ジャパニーズコンパクトの集大成でもある軽自動車は、世界に認められている素晴らしい自動車です。

そのわりに、軽自動車を選択するメリットとは何か、デメリットはどんなものがあるのか、あまり気にも留めずに購入する方が多いと思います。

今回は、軽自動車を選択することのメリット・デメリットを見直してみたいと思います。

1.軽自動車って便利?

軽自動車は便利です。
と、最初から言い切られても反応がしづらいので、少し掘り下げてみましょう。

日本国内の道路事情をみると、私道や路地、4m以下の幅しかない道路が意外と多いのに気づきます。
そんな道を乗用車で平然と走行している毎日ですが、実際狭いです。

平成9年以降サイズアップされたといっても、軽自動車はやはり小さく、日本の狭い道を走行するには軽自動車程度の幅が理想的です。

軽自動車では遠出するのが怖いというイメージを持っている年代も少なからず存在しますが、現代の自動車技術は革新的な進歩を辿っています。
ラジエータ液も品質が向上しているので、オーバーヒートの恐れもほぼありません。

軽自動車を嫌う理由というものが思い浮かばないほど、平成9年以降の軽自動車は乗用車に近いものとなっているのです。

2.軽自動車のメリット

乗用車に近くなってきた軽自動車は、とにかく維持費が安いです。
自動車税や重量税、車検代はもちろんですが、ガソリン代がとにかく安いです。

法定速度で毎日市街地を50km走行する場合、月間2回の給油で事足りてしまいます。
一度の給油が25Lとして、月間使用量は50Lです。

乗用車であれば、1度の給油で50L程度が入ってしまうところ、軽自動車であれば月間の総給油量に相当します。

駐車スペースに困ることも基本的にありません。
立体駐車場に入れないなんてことはまずありません。

走行性能は、市街地を走行する分には1,300ccクラスと大きな差がないほど乗りやすいです。

排気量が小さいからといって、普段の生活の中で不便を感じるものはあまりありません。

3.軽自動車のデメリット

とにかく小さいのが軽自動車のデメリットです。
小さいからこそのメリットがあるのと同時に、デメリットもそこに存在します。

第一に上げられるのが【乗車定員人数】です。
最大定員4名という限定が、軽自動車の最大のデメリットです。

そして、それに付随してくるデメリットが【車内空間の狭さ】です。
平成9年以降の新規格によってサイズアップしたとはいえ、大人4人が乗車した場合はやはり居住性の悪さが目立ちます。

整備性は悪くありません。
しかし、車内の居住性を少しでも確保するために、平成9年までの旧規格に比べると自動車の隙間は減っています。

アイドリングストップ機構を採用するようになって、シンプルであった軽自動車にボリュームを与えるものとなりました。
軽さが必要なスモールコンパクトカーに、わざわざ重さを持たせるということは、走行時の燃費を悪化させることにつながります。

重さといっても、ここでいう重さとは質量的な重さではなくシステム上の重さになります。
【システム上の重さ=電気抵抗】です。

電気抵抗で燃費が変化するのかと疑問に思うかもしれませんね。
電気抵抗というのは、自動車にとって目に見えない大きなウェイトになるのです。

そもそも自動車に必要な電気抵抗は「ライト類」「エンジン周辺の補機類」「室内の電気機器」程度です。
軽自動車に設置されている発電機は、極力出力に無駄のないものです。

しかし、アイドリングストップ機構を追加することで、これまでになかった余分な仕事が増えます。
エンジンの始動・停止には大きな燃料ロスがあります。
ハイブリッド機構を持たない現状の軽自動車には「電気駆動時間」がありません。
必ず燃料を消費しなければ、軽自動車は走行することができないのです。

電気駆動時間があるからこそアイドリングストップという機構は最大の威力を発揮します。
このことから、軽自動車のアイドリング機構はまだ完成したものとは言えないのです。

カタログ値ではアイドリングストップ効果で高燃費をアピールしていますが、実質の燃費率はエンジンの始動と停止の燃料ロスと相殺といったところでしょう。

4.一家に一台あると便利な軽自動車

ちょっとした買い物などに、排気量の大きな自動車で出かけてしまうとエンジンが温まる前にエンジンの火を落とすことになります。
これは、燃費に大きく悪影響を及ぼすだけでなく、自動車の寿命を縮める結果につながってしまいます。

そんな時に軽自動車があれば、エンジンが温まる時間も短くて済む上に、燃費性能も安心です。

メインに使用しているのが軽自動車という場合は、その時点で気持ちが楽ですね。

軽自動車が便利なのは、駐車スペースの広さを問わないところにもあります。
最近の建売住宅は、30坪あれば広い部類です。
15坪程度の建売住宅ですと、乗用車を駐車するスペースは満足に確保できませんが、軽自動車であれば他に駐車スペースを借りる必要はありません。

税金・維持費・サイズと、どれをみても大きな不便さを感じずに利用することができる自動車は軽自動車だけなのです。

5.まとめ 軽自動車も立派な自動車

一昔前であれば、軽自動車はセカンドカーまたは農商業車に使いやすい維持費の安い自動車としての扱われ方が強いものでしたが、自動車の高性能化が進み軽自動車はサイズの小さな乗用車として使用することができるレベルにまで引き上げられています。

軽トラックや軽バンばかりが軽自動車ではありません。
軽自動車にだってスポーツカーがあるほどです。

乗車定員数でこそ乗用車に遅れを余儀なくされていますが、それを充分に補うことができるコスト面での後押しが軽自動車にはあります。

この先軽自動車にハイブリッド機構が取り入れられたとしたら、コンパクト乗用車の地位は軽自動車に取って代わられるでしょう。
軽自動車の未来が楽しみです。

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