新車価格帯 | 240万~300万円 | おすすめグレード | R |
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JC08モード燃費 | 13.0km/L | エコカー減税 | 非対象 |
排気量 | 1,998cc | 車両重量 | 1,430kg |
最高出力 | 147kW(200PS) | 最大トルク | 205N・m(20.9kgf・m) |
立体駐車場 | ○ | リセールバリュー |
スバルがトヨタ自動車と共同で開発をしたBRZは、2ドアクーペのスポーツカーです。
2012年3月に発売された車種で、コンパクトで軽量、低重心をコンセプトに開発されており、トヨタ自動車が同時期に発売した86の兄弟車となっています。
2011年3月に開催されたジュネーブモーターショーにて世界初公開され、同年に開催されたロサンゼルスオートショー、東京モーターショーにも出展されました。その後2012年3月に販売が開始されました。
2013年8月に行われた一部改良によって、「S」のフルフロアアンダーカバーの標準装備化や、オプション装備の充実化が図られました。
同年9月には、「S」をベースとした特別仕様車「Premium Sport Package」が発売されました。
それから、サスペンション周りのチューニングや、新ボディーカラーの採用、グレードの調整などの一部改良が行われた後、現在に至ります。
デザインは強調されたフロントマスクに、小さいヘッドライトが印象的で、ホイル部分を強調したボディは力強い走りを想像させます。
インテリアの特徴としては、体をしっかり包み込み安定した走行をすることができるスポーツタイプのシートと小径のステアリングホイールを採用しているので、コーナリングなども簡単に行うことができます。
シフトにオートマチックのパドルシフト、マニュアルにはシルトレバーを採用しているので、自分好みで選択することができるようになっています。
BRZは4人乗りの車になるので、リアシートが存在します。腰の部分をしっかりと支えるシートなので、後部座席でもゆったりとした個人スペースを確保しています。
またリアシートは可倒式になっているので、ラケージ部分を拡大することができるため、スポーツカーですがゴルフバック2つ程度の荷物であれば収納可能になっています。
エンジンは新開発のFA20型が導入されていますが、このエンジンはスバルが開発したFB20型とトヨタの直噴エンジンを組み合わせたもので、エンジン表面にはトヨタとスバルの名前が刻まれています。
ちなみに86の兄弟車ではありますが、あくまで技術面に特化したことであり、エクステリアもインテリアも独自のものが取り入れられています。
燃費性能
「S」の6MT車・E-6AT車、「R Customize Package」の6MT車が12.4km/L、「R」「R Customize Package」のE-6AT車が12.8km/L、「R」の6MT車が13.0km/Lとなっています。
全車で平成17年基準排出ガス75%低減レベルを達成していますが、残念ながらエコカー減税の減税対象としては認定されていません。