ランサーエボリューション(MITSUBISHI) | カーライフマガジン

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新車価格帯 389万~540万円 おすすめグレード GSR
JC08モード燃費 10.2km/L エコカー減税 非対象
排気量 1,998cc 車両重量 1,550kg
最高出力 221kW(300PS) 最大トルク 422N・m(43.0kgf・m)
立体駐車場への入庫 リセールバリュー star_4-9389657

三菱のランサーエボリューションは通称『ランエボ』と呼ばれ、1992年9月に発売されました。単に『エボ』と呼ばれることも少なくありません。

また、改良されるにつれて『エボII』、『エボIII』などと呼ばれています。ランエボはエボⅠからエボIIIが第1世代、エボIVからエボVI第2世代、エボVIIからエボIXが第3世代、エボXが第4世代となっています。

発売当初はもともと、WRCというレースの出場資格を得るために開発された車でした。そのため、テレビでコマーシャルを放送したり、発売を知らせるといったことは一切ありませんでした。

エボⅠが発売されたのは、1992年9月でした。最初は2,500台に限定して販売する予定でしたが、それがわずか2日で完売になると、さらに2,500台を追加して販売しました。その後、1994年の1月にランエボIIが発売されました。

ランエボIIの見た目については先代の車とあまり変わりませんでしたが、出力の向上など機能の面で多くの改良が加えられました。しかし、出力の大きさに対してブレーキやタイヤの容量が小さく、傷みや摩耗が早いといった欠点は残っていました。

その後、改良を重ねていって1995年1月にエボIIIが発売されます。エボⅡも、エボⅠと同じように台数限定で販売されました。

エボⅢは、エボⅠ・エボⅡに比べ派手なパーツが装備されており高性能だったため、人気の高い車種になっていました。さらにWRCでも好成績を残しており、他のメーカーから開発の参考にされたりもしました。1996年にエボⅣが発売されるまで、販売されていました。

エボⅣは、刷新されたボディなどにより人気を得て、歴代ランエボの中では1番生産台数が多い車種になっています。1998年からエボⅤへ移行しています。

エボVになったときに、耐久力という面ではかなりの改善がなされました。現在でもWRCで勝つための車というコンセプトは引き継がれていて、かなりの腕前のドライバーでなければその性能を最大限に引き出すことは難しいものになっています。

エボⅥは1999年1月から販売が開始されています。エボⅤの優れた運動性能を引き出すため、空力性能や冷却性能の向上のため開発されました。その2年後の2001年にエボⅦが発売されました。

エボⅦは、ベースがランサーセディアになり、それまでのエボシリーズの中でもおとなしめの外装になっています。ボディが新しくされたため、エボⅥよりも約1.5倍の剛性を実現しました。

2003年に発売されたエボⅧでは、今までの長方形グリルから富士山型のグリルへと変更され、発売当時は不評でした。しかし、メカニズムは進化しており、6速MTのトランスミッションを採用しています。

盗難被害が年々増加しており、その対策としてエボⅧからイモビライザーが全車に標準装備されました。その後2005年にエボⅨが発売されました。

ランエボ初のMIVEC採用エンジンを搭載し、最大トルク発生回転数が500rpm下がりました。さらに、コンプレッサーホイールをアルミニウム合金からマグネシウム合金へ変更することで、高回転域のレスポンスの向上を図っています。

その後に、現在まで販売されている、エボⅩが2007年に発売されました。しかし、このエボⅩでランサーエボリューションの生産を終了することが2014年に発表されました。

ランエボには、MIVECやチタンアルミターボチャージャーなどを採用した、新開発の4B11 MIVECツインスクロールターボエンジンが搭載されています。

トランスミッションにはTC-SSTが採用されており、シフトレバー横のスイッチにより走行モードを切り替えることができます。

切り替えることのできる走行モードは、通常走行の「ノーマルモード」、アクセルレスポンスの早い「スポーツモード」、スポーツモードよりもさらにレスポンスを鋭くした「S-スポーツモード」の3種類があります。

ハンドルにはマニュアルシフトのレバーが設定されており、ハンドルから手を放すことなく素早くマニュアルシフトへ移行させることができます。

操舵性能においては、ACDやAYC、ASCなどのシステムを総合的に制御する、S-AWC統合制御が搭載されています。これにより、発進時やコーナリングでの前後輪に最適な駆動力を制御します。

また、スイッチ操作により、「TARMAC」「GRAVEL」「SNOW」の3種類の制御モードを選ぶことができます。

燃費性能

「GSR-Premium」「GSR」のTC-SST搭載車が10.2km/L、「GSR」の5M/T搭載車が10.4km/Lとなっています。

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