SX4 | カーライフマガジン

SX4は、スズキが製造・販売しているセダン及び、クロスオーバーSUVです。

製造が開始されたのは2005年で、イタリアの自動車メーカーフィアットと共同開発した車種ですが、プラットフォームやエンジンなどはスズキが提供しているので、スズキの技術がふんだんに取り込まれた車になっています。

スズキでは「SX4」フィアットでは「フィアット・セディチ」という名称で販売されました。日本での販売開始は2006年7月でした。

販売されたグレードは、「1.5E」「1.5G」「2.0S」「1.5XG」の4グレードでした。目標年間販売台数は15,000台とされました。

同年10月には、新グレードの「2.0XS」が追加されました。さらに2007年には、「1.5F」、「1.5XF」、「SX4 セダン」の3つのグレードが追加されました。

2013年に開催されたジュネーブモーターショーで2代目SX4のコンセプトカーである「S-Cross」が発表されました。

2013年9月に製造が開始されましたが、日本での販売が開始されたのは2015年2月からでした。この2代目SX4から車名が「SX4」から「SX4 S-CROSS」に変更されました。

SX4には、奥行き825mm、横幅1,030mm、高さ755mmという広い荷室が設定してあります。リアシートを倒すことで、奥行きを1,470mmにまで拡大させることが出来ます。

アウトドアスポーツで使用する自転車や、スノーボード、ゴルフバックなどの様々な道具を積載させることが出来ます。

ALLGRIPというスズキ独自の新4WDシステムを採用しています。これは「電子制御4WDシステム」「4モード走行切替機能」「車両運動協調制御システム」の3つのテクノロジーから成るシステムです。

電子制御4WDシステムは、車両の走行状況を監視し、車両が不安定になる前にフィードフォワード制御を行い対処します。

4モード走行切替機能は、路面状況や走行状況などに応じて「AUTO」「SPORT」「SNOW」「LOCK」を切り替えることで優れた走破性を実現します。

車両運動協調制御システムは、前後輪へ最適な駆動力を分配し、ハンドル操舵トルクアシストによりコーナリングの運転操作をアシストします。

燃費性能

2WD車が18.2km/L、4WD車が17.2km/Lとなっています。

全車で平成17年基準排出ガス75%低減レベル、平成27年度燃費基準を達成しており、エコカー減税の減税対象として指定されています。