愛車を高く売るためには、後から付けたパーツを純正品にに戻したり、ニオイを除去しておいたほうがいいのは下記記事でわかって頂けたと思います。
ちなみに自分の車は車検が近いんだけど、これって通しておいたほうが買取査定の額が上がるの?
というかむしろ、通しておかないと査定額が大幅に下がる可能性とかあるの?
そんな疑問にお答えします。
■車検費用が査定に上乗せされることはない
おそらく世の中のほとんどの人が、車検を通してから車を売ったほうが高く売れるのではないかと思っているでしょう。
たしかに、車検の期限が近ければ近いほど査定額は安くなりますし、車検を通してある車のほうが通してない車よりは高く買い取ってもらえる傾向にあります。
じゃあ車検を通してから売ったほうがいいのかというと、そういうわけじゃないんです。
実は、かりにわざわざ車検費用を払って車検を通したとしても、その費用に見合う額が査定にプラスされることはまずありません。
「え、こちらが車検を通しておけば業者さんは車検を通す手間と費用が省けるのに、どうして?」
そう思うかもしれませんが、そもそも買取業者が車検を通すときは、私たち一般のユーザーが払うような通常の車検費用を払ってないんです。
たいていの場合、買取業者は自社または関連会社に整備工場を持っているので、そこで格安で車検を通せてしまうんです。
だから、ユーザーが車検を通しておいても、たしかに買取額は少しは上がるかもしれませんが、かかった車検費用に見合うだけの額が査定に上乗せされることはないのです。
以上から結論として、たとえ車検が近くても、通さずに買い取りに出したほうがお得だといえますね。
そうとなれば、車検期限が近づくほど定額が下がってしまいますから、早く買い取りに出してしまいましょう。
その際は、複数の業者の見積もりをとってできるだけ査定額の高いところを選ぶといいですね。