新しい車を買うなら、自分にぴったりの車を見つけたいですよね。
最近では、自分に合った車を買うために、ネットや雑誌でたくさんの情報を集めてから、ディーラーに来るお客さんも少なくないです。
しかし、自分に合う車を見つけるためには、車の情報をたくさん集めているだけでは不十分な場合もあります。
そこで今回は、自分に合った車を見つけるために、ディーラーでチェックするべきポイントをディーラーで働いていた筆者がお伝えします。
ディーラーの営業マンはここをチェックしよう!
まずは、担当営業マンのチェックポイントを紹介します。
担当の営業マンが変わるだけでも、自分にぴったりの車を見つけられるかどうかが変わってきます。
営業マンをチェックするときには、次のポイントを確認してみてください。
車の知識があるか
まずは、担当営業マンにどれだけ車の知識があるかチェックをしましょう。
カタログに載っている情報だけでなく、実際の使い勝手や、隠れたおすすめポイントを教えてくれる営業マンだと安心です。
車について疑問があれば、遠慮せずにどんどん質問してみてください。
知識や経験が豊富な営業マンであれば、あなたの納得いく答えを即座に答えてくれるはずです。
コミュニケーションが上手くとれるか
自分に合った車を見つけるためには、営業マンとコミュニケーションを上手くとれるかも大事です。
どれだけ知識のある営業マンでも、必要のない情報を一方的に押し付けるようでは、良い営業マンとは言えません。
あなたのニーズを正しく把握してもらうためにも、細かいコミュニケーションは必要不可欠です。
コミュニケーションを上手くとりながら、あなたに必要な情報をピックアップしてくれる営業マンだと、あなたに合った車を見つけやすくなります。
あなたのことを理解しようとしてくれるか
営業マンをチェックする上で最も大事なポイントが、あなたのことを理解しようとしてくれるかどうかです。
優れた営業マンは、顧客のことを理解することで、言葉の裏にある潜在的なニーズまで把握してくれます。
聞かれたことだけにしか答えてくれない営業マンや、マニュアル通りにしか対応できない営業マンだと、商談が進んでいっても、どこか疑問や不安が残ってしまいます。
あなたのことを理解しようとしてくれる営業マンであれば、あなたの疑問や不安が解決するまで付き合ってくれるので、そういったモヤモヤは出てきません。
優れた営業マンの見極め方は、こちらの記事でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
展示車・試乗車のチェックポイントはここ!
自分に合った車を探すためには、実際に車を見てみることが一番です。
しかし、実車のどこをチェックすれば良いのか分かっていないと、なんとなく車を見て終わってしまいがちです。
ここからは、本当に自分に合った車かどうかをチェックするために、展示車や試乗車で確認しておきたいポイントを紹介していきます。
座り心地
ディーラーで実車を確認できる場合は、まずは座り心地を確認してみてください。
シートの硬さやフィット感が自分に合っているかどうかをしっかり確認します。
運転席の座り心地を確認する場合は、ただ座るのではなく、正しいドライビングポジションにセッティングしてから確かめましょう。
試乗車があれば、実際に運転してみての乗り心地を必ず確認してみてください。
停まっている状態の展示車では、分からなかった部分も見えてくると思います。
後部座席に人を乗せる機会が多いのであれば、十分なスペースが確保できているか、リクライニング機能は付いているかもチェックしておきましょう。
視界の良さ
視界の良さは、実際に道路を走ってみないと分からないことが多いので、試乗車で必ずチェックしたいポイントです。
死角が多いと、それだけ事故を起こしてしまう可能性が高くなってしまいます。
特に、ピラーによる死角はしっかりと確認しておきましょう。
フロントガラスの両端にあるピラーの形状によって、交差点に侵入した際に、ちょうど横断歩道が隠れてしまうことがあります。
死角があると、右折時に対向車ばかりに気を取られてしまい、歩行者がいることに気づくのが遅れてしまいます。
試乗車がない場合は、展示車でも良いので、実際に運転しているイメージをしながら、どの辺りが死角になりやすいかをチェックしてみてください。
収納スペース
自分が普段載せている荷物が、ちゃんと積めることができるのか、収納スペースを確認しておきましょう。
子育て中のママであれば、ベビーカーを積んだ状態で、どれくらい他の荷物も積めそうか確認しておくと良いと思います。
収納スペースを確認する場合は、単純にトランクルームの広さを見るのではなく、シートアレンジが可能かどうかも確認してみてください。
手軽にシートアレンジができる車種であれば、シーンに合わせて収納スペースを確保できるので、普段使い以外にも、旅行やドライブに出かける機会が多い人は要チェックポイントです。
便利機能の使いやすさ
最近の車には、様々な便利機能が付いています。
自動で車速をコントロールしてくれたり、手を使わずにドアを開閉してくれるなど、ハイテクな機能がどんどん増えていっています。
しかし、どれだけ便利な車でも、使いこなせなければ宝の持ち腐れです。
車の機能をチェックする場合は、機能の充実しているかどうかよりも、どれだけ使いやすい機能がついているかをチェックしましょう。
機能の使いやすさを確認するためには、営業マンに操作の仕方を教わりながら、実際に機能を試させてもらうと良いです。
機能の使いやすさは、人によって感じ方が違ってくるので、自分が扱える範囲の操作を見極めることが大事です。
走行性能
試乗をするときには、なんとなく運転するのではなく、走行性能を気にしながら運転してみてください。
停車している状態からの加速力や、カーブのときにロール(左右への傾き)がどれぐらいでるか、路面の凹凸をどれぐらい吸収してくれるかなどを意識してみてください。
市街地や住宅地など、細い道を走ることが多いという人は、取り回しの良さもチェックしておくと良いでしょう。 営業マンに小回り利くかを試したいと伝えれば、Uターン可能な試乗コースを教えてくれると思います。
そこで、どれぐらいスムーズにUターンできるか試してみましょう。