3回に分けてお送りしています、【2016年版】いま買うべきオススメのミニバンはこれだ!。
3回目の今回は、Lサイズのミニバンを取り上げます。ミニバン好きなら憧れのクラスですね!
Lサイズミニバン:余裕があれば乗りたい高級ミニバン
Lサイズミニバンは3ナンバーサイズで、値段は300万以上、2500cc以上の大型サイズのミニバンです。このクラスのミニバンは、余裕がある装備や豪華な内装、そして立派な外観が特徴です。装備によっては500万?600万になってしますことも珍しくないこのクラスは余裕があるならぜひ乗ってみたいと思わせる魅力があります。
このクラスのオススメは、ホンダ・オデッセイ、ニッサン・エルグランド、トヨタ・ベルファイアの3台です。
●ホンダ・オデッセイ
ホンダ・オデッセイは、低重心パッケージによる低床フロアと低い全高によって、ミニバンらしくない運動性能が取り柄です。低床フロアの採用によって3列目シートの座り心地は、他の2車よりも良く、3列目シートが床下に格納されることによって、ラゲッジルームを有効に使うことができるなど、よく考えられた設計になっています。もちろん衝突安全装備も装備可能です。オデッセイは、ミニバンらしい外観や押し出しの強いフロントグリルはありませんが、底床フロアで室内は十分広く、走りにおいては他を圧倒する能力を持っている玄人好みの魅力に満ちたミニバンです。
●ニッサン・エルグランド
日産エルグランドはミニバンでありながら、高級セダンのような感覚を持った車です。運転席に座るとまるでセダンの高級車に乗っているかのような囲まれ感があります。運転感覚も、乗用車ライクに走らせられるようになっています。しかし、囲まれ感の代償として、前方や側方の見切りは他の2車と比べると悪化していることは否めず、小柄な女性には運転は難しいかもしれません。
そして、エルグラントは、フロントシートとセカンドシートの居住性が重視されている点も高級セダン的といえる所以でしょう。
●トヨタ・アルファード(ヴェルファイア)
トヨタ・アルファード(ヴェルファイア)は高級感満載の装備が自慢のミニバンです、マイナーチェンジでメッキの加飾が大きくなったフロントグリルは、高級感とともに押し出しも十分で、欧州車オーナーが、アルファード(ヴェルファイア)に乗り換える例も増えているとのこと。室内に足を踏み入れると、飛行機のシートのような独立したセカンドシートや、かなり後ろまでスライド可能なオットマン付き助手席、LEDでカラーを変更可能な室内照明など、日本人がグッとくる装備が満載です。その分、装備を追加していくと車両価格が簡単に500万、600万など思わぬ価格になってしまうのはトヨタが商売上手というべきでしょうか。
ですが、このクラスのミニバンでハイブリッドを選べるのもアルファード(ヴェルファイア)のみ。商品企画はさすがトヨタと言わざるをえません。
Lサイズミニバンのオススメの1台は?
Lサイズミニバンのオススメの1台は、ずばり、トヨタ・アルファードです。
●オススメポイント
やはり、このクラスで優先されるのは、Lクラスならではの豪華な装備ではないでしょうか。アルファードならば、運転してもしなくても優雅な時間を過ごせそうな気がします。環境性能についてもハイブリッドを選択できるのでぬかりはありません。
豪華なオプション装備をつけすぎて価格が高くなってしまうのが、怖いですが、オプションに悩むこともまた楽しいかもしれません。
まとめ:ミニバン選びは、十人十色ライフスタイルにあわせてあなたにベストな1台を
クラスごとにオススメのミニバンをご紹介してきましたが、いかがでしょうか。様々なクラスがあり、その中でも各自動車メーカーが考え抜いたコンセプトで商品企画をしていることが伺えます。
今回、クラスごとに1台のオススメミニバンをご紹介しましたが、じっくり時間をかけて選ぶ、またはビビッと直感で選ぶ。いずれにせよ車選びは楽しいものです。
2016年も新しいミニバンのリリースが予定されています。情報のアンテナをしっかり広げてあなたにぴったりの1台を見つけてください。
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