2018年、自動車関連で最も社会を賑わせたニュースと言えば煽り運転についてではないでしょうか。
各都道府県の更新時の講習で新たに煽り運転についての話が持ち上がっているほどだそうです。
ステアリングを握ると人格が変わるとは昔からよくいわれてましたが、最近は特にそんな人が増えています。
以前、私がメカニックを担当していた方の息子さんも、煽り運転の被害に遭いました。
デートの帰り、前の自動車を追い越したものの、相手は猛スピードで追い付いてきて息子さんの自動車の前にピッタリつけてきたとのこと。
やがて、信号待ちで運転手が降りてきて、窓越しに大声を上げられたそうです。
因縁をつけられ、窓ガラスを叩くのですが、息子さんは冷静。
もちろん車外に出ません。
信号が青になってもその男は因縁をつけ続け渋滞に。
バツが悪くなったのか、その男は何か捨て台詞を残して走り去っていったと伺いました。
そんなときにこそばっちり証拠を記録してくれるドライブレコーダー(以下ドラレコ)の出番なのですが、担当していたお客様(親御さんですね)は、あいにくドラレコを装備していなかったので、これをきっかけに買うことにしたそうです。
実際、2018年に入ってドラレコの販売台数は激増しています。
やはり何かあったときのための証拠には必要ですよね。
というわけで、今からドライブレコーダーを購入する方に、オススメのBEST 5を紹介します!
オススメ ドライブレコーダーBEST 5
価格・スペック・性能などを考慮してみました。
1.コムテック HDR-951GW 参考価格:25,380円
コムテックは、国内のドラレコ販売実績NO.1のメーカー。
お手頃価格で最小限の機能のものから多機能で高価格のものまで、コムテックから様々な種類のドラレコが輩出されていますが、HDR-951GWは一番人気の商品です。
最大の売りは、フロントのメインカメラだけでなく、リア用のサブカメラも標準装備しているという点。
というのも、車両後方は往々にして視認性が悪いものだからです。
目測で判断したものの、ヒヤッとした経験はありませんか?
煽り運転は後ろからされる事がほとんどで、その証拠を取るためにも車両後方向きのカメラがあると便利ですよ。
また、ドラレコのカメラは、最低でもメインカメラ200万画素、サブ100万画素は必要です。
HDR-951GWの画素数なら、煽る車両のナンバープレートまで鮮明に捕捉できます。
そして、画質と同様に重要なのが角度です。
人間の視界には限界があります。
ドラレコは最低でも100°は必要といわれていますが、このHDR-961RWは水平120°・垂直60°までカバーしてくれます。
つまり人間の目よりも広い角度をカバーしてくれるということです。
更にGPS機能も付いているので、迷子になりやすい人にとっては救世主となる存在です。
駐車監視機能もオプションで追加できます。
2.ケンウッド(KENWOOD) WideQuad-HD ドライブレコーダー DRV-830 参考価格:18,800円
ケンウッドといえば、老舗オーディオメーカーとしても有名ですよね。
もちろん、カーオーディオ市場での売り上げも上位に入っています。
そのケンウッドもドラレコ市場に参入しています。
ケンウッドはカーオーディオからカー用品販売、カーアクセサリー市場にも進出していますから、次はドラレコに参入というのも自然な流れです。
ケンウッド DRV-630は2万円を下回る購入しやすい価格にもかかわらず、最大370万画素もあることで、より細かい情報が拾えます。
また、長時間録画も可能。
長距離ドライブで万が一の事があっても安心です。
3.ユピテル 720°(360度+360度)全天球ドライブレコーダーQ-01 参考価格:43,550円
ユピテル Q-01は、一見防犯カメラっぽく見えますが、実はカーナビ業界にとっては画期的な全天球タイプです。
つまりカメラ一個で全方位をカバーする、いわばGoogleのストリートビューのようなものです。
たとえカメラが一個でも、水平・垂直ともに360°視界。
つまり、グルッと一周分の視野があなたの自動車を見張ってくれます。
事故は、正面や追突だけではなく、右左折のときにも起こりやすいものです。
全天球タイプなら、そんな思いもよらない角度で起こる事故でもすべて記録してくれます。
ちょっと価格が張りますが、将来買い替えのときのための候補として視野に入れるのもオスメです。
4.コムテック ドライブレコーダー ZDR-012 参考価格:9,800円
ドラレコ導入したい方は、まずリーズナブルなコレが目にいくのではないでしょうか。
私もお客様から「まだ子どもが小さくてお金かかるんだから、自動車にかけるお金はなるべく安くね!」と妻に言われた、と相談されたこともあります。
そんなご家庭なら奥様にとっては助かるでしょう。
もちろん、コムテックなら「安かろう悪かろう」ではありません。
カメラは200万画素ですから、当然画質には問題ありません。
角度も水平109°、垂直57°なので申し分なし。
「運転中の録画録音だけで良い」とか「まず買いやすい価格のものを」と思っている方には良い商品です。
使い方に慣れたら上位機に買い換えるという手もアリです。
5.ユピテル GPS搭載ドライブレコーダー WD300
リーズナブルな価格を重視するなら、ユピテル GPS搭載ドライブレコーダー WD300もオススメです。
WD300は低価格ながら、画素数は200万画素で他のアイテムとの見劣りもありません。
角度は108°とやや劣りますが、それでも目視では見落としがちな場所は充分カバーできます。
またGPS機能も搭載。
駐車監視機能はオプションですが、まずは低価格の時に本体を購入して、使い勝手を確認してからオプションを追加してもいいでしょう。
女性や学生さんにドラレコの便利さと重要性を知ってもらうための入門機としても最適です。
ドライブレコーダー購入の目安
おすすめドラレコを5台紹介しましたが、これ以外で気になるものがあるという人向けに、ドライブレコーダー選びで特に重視してほしいポイントを3つ上げておきます。
1.画素数
ドラレコは、時の流れを記録するものなので、再現度が非常に大事です。
カメラの画素数は、高ければ高いほど良いですが、最低でも200万画素以上のものを選ぶべきです。
後続車両のナンバープレートまでもがしっかり写るので、有事の際にはきちんと証拠映像として使うことができます。
2.角度
前述の通り、人間の視界には限界があります。
一般的には、良くて100°くらいと言われています。
ましてや運転中はさらに視野が狭まくなる可能性が十分にあります。
その限界を補うためにも少なくとも100°以上、一般的には120°以上の角度をカバーするドラレコがオススメです。
3.駐車時監視機能
これはオプションでついている製品が多いのですが、できたら標準装備のものをオススメします。
自動車のトラブルは、走行中だけではありません。
駐車場でぶつけられたり、車上狙いに遭う事もあります。
駐車時監視機能を起動させておくと、万が一の時も証拠が残りますから安心です。
オプションの場合は早めに追加することをおすすめします。
他にも長時間録画できるもの、価格が適正なものなどもありますが、上記3点は要チェックです!
もう一つの目「ドライブレコーダー」を付けよう!
ドライブレコーダーはもう一つの目です。
万が一交通事故等で裁判になったとしても、ドラレコの画像があれば有利です。
そのためには、ドラレコを装着しただけで安心せず
- 鮮明な画像が撮れるか?
- 音声も録音されているか?
- 再生可能な状態になっているか?
この3つを運転前に確認してください。
もちろん、何もないのが一番いいのですが
万が一、事故・事件に巻き込まれたときのお守り
それがドライブレコーダーなのです。
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