「ちょうど良い」って本当?ホンダのコンパクトカーを選ぶメリット・デメリット | カーライフマガジン

コンパクトカーは軽自動車と乗用車の間に位置します。

軽自動車じゃ物足りないけど普通車ほどの大きさはいらないという、ホンダのCMでもおなじみのフレーズ「ちょうど良い」大きさがニーズを満たしているのです。

コンパクトなのに5人乗り。

4人乗りが限界だった軽自動車のキャパシティを拡大しているのが特徴です。

軽自動車じゃもの足りない

でもどうせなら普通車にしてしまったほうがいいのでは?

そんな流れの中でコンパクトカーを選ぶ決定打がほしいという人のために、ホンダのコンパクトカーを選ぶメリット、デメリットをまとめてみました。

1.ホンダのコンパクトカー

➢フィット
➢シャトル

ホンダには2種類のコンパクトカーがあり、どちらもハイブリッドかガソリンかを選ぶことができます。

フィットはCMでもよく見かけます。

室内はスポーティーなイメージでまとまっており、コンパクトカーに乗っていると感じさせないパワフルなエンジンフィールを持っています。 

シャトルは、フィットと比べると高級感と使いやすさにこだわって作られています。

5人乗車してもまだ荷物が詰めるほどの大空間は、コンパクトカーとしては珍しいサイズ感です。 

➣フィット

ガソリン   142万~208万円
ハイブリッド 169万~269万円

➣シャトル

ガソリン   177万~196万円
ハイブリッド 208万~263万円

モデルや装備によって若干の価格の幅はありますが、100万円台から購入できるという導入コストが小さいということは大きなメリットです。

高級感のある室内と広さにこだわっているシャトルは、マテリアルコストがかかっている分やはり割高。

また、当然ハイブリッドにすると価格は上がります。

それにも関わらず、フィットはハイグレードを希望しなければハイブリッド車に手が伸ばしやすい価格になっています。

こういったところも、コンパクトカーを選ぶ理由となってきます。

2.ホンダのコンパクトカーを選ぶメリット

安全支援システム搭載

ホンダのコンパクトカーは、先進の安全運転支援システム【Honda SENSING】を搭載しています。

ミリ波レーダーと単眼カメラで、クルマの前方の状況を認識するなど、8つの安全性能でドライバーと同乗者を守ってくれます。

雨や雪の日の横すべりに備えたVSAブレーキ、急ブレーキにハザードランプが自動点滅して追突事故を防ぐエマージェンシーストップシグナルなど、予防安全にも力を入れています。

なんとこの評価は最高ランクの【ASV++】を獲得しているほど!

更に衝突時には、世界初の技術であるHonda独自のエアバックで乗員を優しく包んでくれます。

余談ですが、日本で初めてエアバックシステムを搭載したのはHondaだって知ってましたか?

1987年から進化をしていき、運転席から早く、より長い距離に優しく膨らむエアバックを開発。

衝撃を最小限まで留めることに成功しています。

環境に優しい!

ホンダのコンパクトカーは、ハイブリッドでなくてもエコな走りを実現しています。

アイドリングストップシステムを全タイプに標準装備することで排出ガスをカット!

同時に燃料消費も抑えられるので一石二鳥です。

なんと、ガソリン・ハイブリッドのエンジン型式に限らず全タイプが平成17年排出ガス基準75%低減レベルをクリアしています。

ハイブリッド自動車クラストップレベルの低燃費を誇っており、エコアシスト機能もついているので、いつでも地球に優しい走りができます。

地球の未来のことも考えながら自動車を選ぶ時代ですので、ホンダの環境に配慮している技術はとてもポイントが高いといえるでしょう。

運転しやすい!

その名の通りコンパクトなので、小回りが利く走りが魅力の1台です。

軽自動車の場合、そのボディサイズの不利からスピードを出すと少しヒヤッとする瞬間があります。

しかし、コンパクトカーは軽自動車に比べワイドなお陰で安定感があり、乗用車としてのパワフルな走りも持ち合わせています。

軽自動車はややエンジンノイズも気になります。

アクセルを踏み込んだ際に伝わる振動もかなりのものです。

その点、コンパクトカーは4気筒以上のバランスの良い点火ポイントのお陰でエンジンノイズが抑えられるのが嬉しいポイントです。

ハンドルの感覚そのままに動くという一体感も味わうことができるので、意外とスポーツユースにカスタマイズしていくこともできる懐の深い自動車です。

更に、全高もシャトルが1545mm、フィットが1525mmなので立体駐車場にも難なく入ることができます。 

シートアレンジが効く!

ホンダにはパッケージング技術センタータンクレイアウトがあります。 

これは、通常後部座席の下にある燃料タンクを前へ移動させることで、室内の広さとシートアレンジの自由度に貢献した特許技術です。

この特許技術があるので、ホンダのコンパクトカーは普通車さながらの広さを実現しているのです。

シートを倒してリラックスしたり、足を延ばして座ることも可能なので、コンパクトカーはイマイチ狭いというイメージを覆しています。

荷物だってラクラク積める!

「5人乗りでそれだけ室内を広くしていたら荷物を積むスペースはないのでは?」 

と思うかもしれません。

しかし、シャトルは座席を倒さなくても9.5型のゴルフバッグを4個も乗せることができるのです!

もちろん、5人フル乗車状態での収容率です。

一方、フィットは後部座席が簡単に折りたためるようになっており、長さのある荷物にも対応しています。 

遠出にもアウトドアにもコンパクトカーが使える良い時代になりました!

3.ホンダのコンパクトカーを選ぶデメリット

維持費が高い

普通乗用車に乗っていた人からすれば安いと感じるかもしれませんが、親戚くらいの位置にある軽自動車と比べると断然維持費が高くなってしまいます。

年間にかかる維持費を比べると、コンパクトカーのほうが倍以上になることすらあります。 ※任意保険などの条件にもよりますが  

軽自動車から乗り換えた場合冷や汗ものなのが維持費です。

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