新車価格帯 | 193万~255万円 | おすすめグレード | L |
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JC08モード燃費 | 27.2km/L | エコカー減税 | 現在販売されていません |
排気量 | 1,339cc | 車両重量 | 1,190kg |
最高出力 | 65kW(88PS)/5800rpm | 最大トルク | 121N・m(12.3kgf・m)/4500rpm |
立体駐車場 | ○ | リセールバリュー |
インサイトはホンダが製造・販売していた乗用車であり、最終モデルは5ドアハッチバックで5人乗りのハイブリッドカーです。ハイブリッドカー以前の初代ZE1型は、1999年から2006年にかけてガソリン車としての究極の低燃費を目指して開発された2人乗りの3ドアハッチバッククーペでした。
デザインにおいても素材においても徹底的な低燃費化がはかられ、1999年のエコロジーデザインとしてのグッドデザイン賞を受賞しました。また、2000年から2006年まで連続して1000cc未満クラス車のインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。
2代目インサイトZE2型は、2009年2月にホンダのグリーンマシーン1号として発売されました。ハイブリッドカーがまだ高価だったときに、180万円代の価格は話題を呼びました。
発売から2ヶ月でハイブリッドカーの登録販売台数の第一位を獲得するに至っています。エンジンはLDA型1300cc直列4気筒SOHC 8バルブi-VTEC i-DSIが搭載され、モーターはMF6型薄型DCプラしレスモーターが搭載されています。
信号待ちなどの停車でエンジンが停止するオールアイドルストップ、エコドライブを導くためのエコ・ドライブ・アシスト・システムは標準装備されています。また、ドライバーがよりエコドライブを意識して運転するためのコーチング機能、ティーチング機能を装備しています。
2代目は2009年-2010年の日本自動車殿堂カーオブザイヤー、2009年度のグッドデザイン金賞、2010年のRJCカーオブザイヤーを受賞しています。車名の由来は英語で『洞察力』という意味があり、新しい時代の車を表現した名称です。
様々な輝かしい賞を受賞していますが、販売台数の低迷により2014年に生産・販売が終了されました。同年12月に発売されたグレイスが後継車となっています。
インサイトのフロントウィンドウガラスやフロアのアンダーカバーには吸音材や遮音材が装着されており、車内に伝わるロードノイズやエンジンの動作音を軽減し、優れた静粛性を実現しています。
ラゲッジルームは、長さ850mm、幅940mmに設計されているので、スーツケースやゴルフバックなどを積載させることが出来ます。また、リアシートを倒すことにより、長さを1,415mmまで拡大させることが出来ます。
ラゲッジルームのフロア中央には、蓋付きのサブトランクが設定されており、倒れやすいものなどを入れるのに重宝します。
アイドリングストップ機能が搭載されているので、信号待ちなどでの排気ガスや余計な燃料消費を防ぎます。
さらに、コーチング機能・ティーチング機能・ECONモードを備えたエコアシストが搭載されているので、ドライバーのエコドライブの上達をサポートします。
燃費性能
燃費性能は、「G」「L」が27.2km/L、「XG」「XL」が23.2km/L、「XL インターナビセレクト」が22.2km/Lとなっています。