新車価格帯 | 195~240万円 | おすすめグレード | HYBRID LX |
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JC08モード燃費 | 34.4km/L | エコカー減税 | 免税対象 |
排気量 | 1,496cc | 車両重量 | 1,250kg |
最高出力 | 81kW(110ps) | 最大トルク | 134N・m(13.7kgf・m) |
月間販売台数 | 3,000台 | リセールバリュー |
グレイスは、ホンダが製造・販売している、セダン型のハイブリッドカーです。
グレイスは、「コンパクトセダンの革新」というコンセプトを掲げており、コンパクトカーとアッパーミドルクラスセダンが持つ長所を融合させた、5ナンバーサイズのセダンです。
車名の由来は、英語で「優美」や「思いやり」などを意味するGRACE(グレイス)です。「大切な人と過ごす、大切な時間を包み込むような存在でありたい」という想いをネーミングに込めています。
ベースは、アジア向けに販売されている4代目シティになっています。しかし、製造場所は4代目シティとは異なり、フィットと同じ埼玉製作所・寄居工場にて生産されています。
そもそもシティのベースがフィットであり、フィットにトランクをつけてセダン化するのももう手慣れたもの。
2013年11月に、ベースである4代目シティがインドで発表され、翌2014年1月に発売を開始しました。
その4代目シティをベースに、日本市場向けのハイブリッドカーとして、2014年10月にグレイスの発売日などが告知されました。その2か月後である2014年12月に公式発表し、同日に発売を開始しました。
グレードは、ベーシックグレードである「HYBRID DX」、スタンダードグレードである「HYBRID LX」、上級グレードである「HYBRID EX」の3つのグレードが設定されています。
上級グレードに標準装備されている安心パッケージは、オプションにてベーシックグレード・スタンダードグレードのどちらにも装備可能です。
少ない燃料で、高い性能を引き出すため、1.5L i-VTECエンジンと高出力モーターを組み合わせており、ハイブリッドセダンの中でも優れた走行性能を実現しています。
さらに、伝達効率が高く、優れた加速感を実現する、7速デュアルクラッチトランスミッションが搭載されているので、スポーティーな走りを実現することに成功しています。
走行時の状況に応じて、最適な走行モードを選択します。
発進時や低速での走行時には、EVドライブモードが選択され、騒音や排気ガスを出さずに走行します。
加速時や高速での走行時には、ハイブリッドドライブモードが選択され、エンジンならではの高出力で、ストレスなくドライブすることが出来ます。
さらに、減速時には回生により、減速時のエネルギーにより発電し、バッテリーに充電します。これにより、無駄なエネルギーを出さないようになっています。
安全面も優れており、前方車両との衝突の回避・軽減を支援する、シティブレーキアクティブシステムを搭載しています。
前方に障害物がある状況での誤発進を防止する機能も搭載されています。
「よくハイブリッド車に見られる、パワー不足も、グレイスでは感じることが無い」
「インテリアは質感の高い仕上がりになっているので、安っぽさを感じない」
「EVドライブモードからハイブリッドドライブモードへの切り替わりがスムーズで、違和感を感じない」などと、高い評価を受けている様です。
ライバルはトヨタのカローラアクシオでしょう。
向こうはヴィッツベースでアクアのハイブリッドシステムを載せたところ予想外の大ヒット。
カローラのネームバリューは相変わらずさすがと唸らざるをえませんでした。
ならばとフィットベースで同じことをやってやれ!と思ったか思わなかったかはわかりませんが、とにかくグレイスとカローラアクシオはクラスもドンズバのライバル関係になるのですが、後発のグレイスのほうに動力性能も室内スペースも分があることは紛れもない事実でしょう。
燃費性能
燃費は、全グレードの4WD車は29.4km/L、HYBRID DXとHYBRID LXのFF車では34.4km/L、HYBRID EXのFF車では31.4km/Lとなっています。
低燃費運転をサポートする、ホンダ独自のエコアシスト機能が搭載されています。
そのティーチング機能により、ゲーム感覚でエコドライブをすることができます。
ECONモードも搭載されているので、スイッチ一つで低燃費モードへ切り替えることが出来ます。