新車価格帯 | 410万~687万円 | おすすめグレード | HYBRID A Package |
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JC08モード燃費 | 18.0km/L | エコカー減税 | ハイブリッドモデルのみ対象 |
排気量 | 3,498cc | 車両重量 | 1,830kg |
最高出力 | 245kW(333PS) | 最大トルク | 363N・m(37.0kgf・m) |
立体駐車場への入庫 | ○ | リセールバリュー |
フーガは、日産自動車がセドリックやグロリアの後継車種として2004年10月から製造販売している高級スポーツセダンです。
型式には長い歴史をつくってきたセドリックやグロリアと共通のYが使われています。
車名には、音楽用語のフーガと日本語の風雅の両方の意味が込められています。上品で調和のとれた車を表現している名称です。
初代のフーガY50型は、2004年11月に発売されました。それに先立って、東京モーターショーで発表された「フウガ」がベースとなっています。
搭載されているエンジンは発売当初はV62.5LとVQ25DE、3/5LVQ35DEであり、後に4.5LのV8搭載車も追加されました。トランスミッションは全車5速ATです。
2代目のフーガY50は2009年11月に発売されました。2.5Lに搭載されたのはVQ25HR型で、先代の後期のモデルと同じです。
また、3.5LにはVQ37VHR型エンジンが搭載されました。そして2010年11月には日産初の独自システムのみでの量産型ハイブリッドカーが登場しました。
2代目のフーガの大きな特徴は、全車に7速ATが採用されたことです。
日本国内向けの仕様とは別に北米向きにV85.6LのVK56VD型エンジン搭載車、ヨーロッパ向けにV63.0LのV9X型ディーゼルエンジンを搭載したモデルもあります。
2012年からは、三菱自動車へOEM供給が開始されました。
2015年にマイナーチェンジが行われ、日産が展開する高級車ブランド「インフィニティ」のエンブレムが装着されるなど、外観デザインが刷新されました。
ボディーカラーは全7色から選ぶことができます。また、インテリアのシート地は5種類から選ぶことができ、自分好みの車に仕上げることができます。
ハイブリッドモデルはフーガの印象をそのまま継承し、空気抵抗を低減するためにボンネットを長くしたセダンの形式を形度っています。
安全装備では、全方位をレーダーによって監視し、危険が迫るとドライバーに警告されるようになっています。その中の代表的なシステムは、エマージェンシーブレーキ、車線逸脱防止支援システム、後退時衝突防止支援システムです。
フーガのハイブリッドモデルに搭載されているシステムは、「”INTELLIGENT DUAL CLUTCH CONTROL”HYBRID SYSTEM」です。これにより、システム最高出力が268kW(364PS)/6800rpmとなっているので、パワーのある走りと低燃費を両立させています。
さらにハイブリッドモデルには、EVドライブ中に点灯するEVランプや現在のモーターの状況などがメーター中央のディスプレイに表示されるようになっています。
フーガのボディには要所要所に遮音材・吸音材を配置しており、高剛性と低振動ボディを実現しています。
燃費性能
ハイブリッドモデルでは「HYBRID」「HYBRID A Package」が18.0km/L、「HYBRID VIP」が17.8km/Lとなっています。
ガソリン車モデルでは「250VIP」「250GT」「250GT A Package」が11.2km/L、「370GT」が9.4km/L、「370VIP」が9.3km/L、「370GT Type S」「370GT FOUR」「370GT FOUR A Package」が8.9km/Lとなっています。
ハイブリッドモデルの「HYBRID」「HYBRID A Package」「HYBRID VIP」は平成27年度燃費基準+20%を達成しており、エコカー減税の減税対象として認定されています。