新車価格帯 | 273~354万円 | おすすめグレード | X |
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一充電走行距離 | 228km/L | エコカー減税 | 減税対象 |
排気量 | 0cc | 車両重量 | 1,440kg |
最高出力 | 80kW(109PS) | 最大トルク | 254N・m(25.9kgf・m) |
立体駐車場への入庫 | ○ | リセールバリュー |
リーフは日産自動車が製造した、5ドアハッチバックの電気自動車です。
先行販売として、まず日本とアメリカで2010年12月から展開が始まり、他の国には1年後に流通をスタートさせています。
東日本大震災のあと、リーフを家庭用電源として利用するというCMは話題を呼んだのは記憶に新しいですね。
一般向けに公開されたのは2009年に開催された東京モーターショーでした。
その後2010年に販売が開始され、翌年の2011年には「2012年次RJCカー オブ ザ イヤー」を受賞しました。
2012年に行われたマイナーチェンジでは、航続距離の向上や新グレードの追加がなされました。
2013年には希望小売価格が下げられ、特別仕様車「エアロスタイル」が発売されました。また、国内累計販売台数が3万台を突破したのもこの年です。
2014年には、2度目の希望小売価格の値下げが行われました。さらに、日産自動車の創立80周年を記念した特別仕様車「X 80th Special Color Limited」が5月に発売されました。
2015年にも、3度目となる希望小売価格の値下げが行われました。
電気自動車は夜間に充電することが基本ですが、EVステーションを利用することで、リーフはその夜間に充電した電気を昼間に家庭用電力に使うことができるのです。
そのためリーフは、停電や震災時のバックアップ電源として活用することもできる便利な電気自動車に仕上がっています。
もちろんリーフは電気自動車であるため、ガソリンを使用した際に出る排出ガスはゼロであるため、最高品質のエコであります。
気になる電気代ですが、充電1回で300円程度の計算になるので、1週間毎日使用したとしても2100円程度に抑えることができるのです。
さらに、自宅で充電する場合には、すぐに充電を始める「速充電」、時間が来たら充電を開始する「タイマー充電」、携帯電話などから充電を開始させることができる「リモート充電」の3つの充電モードから選ぶことができます。
充電時間は、自宅の場合で8時間、急速充電の場合は30分となっています。
リーフは様々な状況下での使用を想定としたテストを行っています。寒冷地や冠水路での走行、さらに路面段差を走行した場合に受けた衝撃で床下のバッテリーに異常が起こらないかなどをテストしています。
ラゲッジルームも広々と設計されており、リアシートをたたまずに9インチのゴルフバックを2つ積載させることができるほどの容量を持っています。
上下二段からなるツインデジタルメーターを採用しており、上段には速度や時刻などが表示され、下段にはバッテリーの温度計や残量などの情報が表示されるようになっています。
気になる航続距離は、他の電気自動車とは比べ物にならない228㎞の認定を受けているので、買い物や子供の送り迎えでの使用であれば長い時間充電を行わなくても継続して使用することができるようになっています。
燃費性能
上述のとおり、一充電あたり228km/Lという驚異的な燃費をマークしています。