新車価格帯 | 1,248万~3,200万円 | おすすめグレード | SL 350 |
---|---|---|---|
JC08モード燃費 | 12.8km/L | エコカー減税 | 一部を除き対象 |
排気量 | 3,497cc~5,980cc | 車両重量 | 1,890kg |
最高出力 | 563kW(630PS)/4800-5400rpm | 最大トルク | 1,000N・m(102.0kgf・m)/2300-4300rp |
立体駐車場への入庫 | △ | リセールバリュー |
SLクラスはダイムラーが生産し、メルセデスベンツが販売しているスポーツタイプの高級車です。
メルセデスベンツが販売している車種の中でも非常に歴史が古く、初代SLクラスは1954年から販売されていました。
初代SLクラスのボディタイプは、2ドアクーペ・2ドアロードスターの2種類でした。
クーペは跳ね上げ式のガルウィングドアと呼ばれるドアを採用しており、助手席・運転席のドアを開けると、車に羽が生えたようなフォルムになるのが特徴です。
2代目SLクラスが発売されるまでに、「300SLプロトタイプ」「300SLクーペ / ロードスター」「190SL」などの様々なバリエーションが発売されており、ロードレースなどにも積極的に参加していました。
2代目SLクラスは1963年に発売されました。スポーツカーよりも、ツーリングカーとしての要素の強い車種になっており、ベンツ製4速AT、パワーステアリングなどの装備が搭載されました。
1971年には3代目SLクラスが発売され、販売が終了される1989年まで「SLC」「350SL」「350SLC」「450SL」「280SL」など、様々なグレードが発売されました。
日本にも導入されており、「560SL」は日本を含む数か国でしか販売されていませんでした。
4代目SLクラスは1989年に発売されました。5.0L V8エンジン、6.0L V12エンジン、6.0L V8エンジン、5.5L V8エンジンなどのエンジンが搭載されたグレードが販売されました。
1998年にはSL史上最も大排気量の7.3L V12エンジン搭載の「SL73 AMG」が発売され、世界中で50台ほど製造されました。
2001年に5代目SLが発売されました。この代からソフトトップ・デタッチャブルハードトップが廃止され、電動格納式ハードトップのみのラインナップとなっています。
その後のマイナーチェンジなどにより、ヘッドライトのデザイン変更や、特別仕様車「SL 350 Night Edition」「SL 350 Grand Edition」「SL 550 Grand Edition」の発売などが行われました。
現在販売されている6代目SLクラスは2012年に発表・発売されました。先代よりも全長・全幅の拡大が行われ、サンシェード機能付ガラスルーフ、マジックビジョンコントロールなどの機能が搭載されました。
エンジンは「SL 350」は3.5L V型6気筒 直噴エンジン、「SL 550」は4.7L V型8気筒 直噴ツインターボエンジン、「SL 63 AMG」は5.5L V型8気筒 直噴ツインターボエンジン、「SL 65 AMG」は6.0L V型12気筒 ツインターボエンジンを搭載しています。
全グレードのトランスミッションには、電子制御7速AT 7G-TRONIC PLUSが採用されています。「E(エコ)」「S(スポーツ)」「M(マニュアル)」の3種類のモードを選ぶこともできます。
サスペンションには電子制御サスペンションアクティブ・ボディ・コントロールが採用されているので、優れた乗り心地を実現しています。
安全性についてはミリ波レーダーにより安全支援するレーダーセーフティーパッケージを搭載しています。
パッケージの内容としては衝突回避のための自動ブレーキや、危険な車線変更による側面衝突の防止、先行車との車間距離ののキープやドライバーの疲労による車線の逸脱防止などがあります。
ボディは軽量と強度にこだわり、フルアルミニウムボディシェルを採用しています。それにより従来より大型化したにもかかわらず、大幅な軽量化に成功しました。
ルーフトップの濃淡をボタンで切り替えることができるようになっており、天候や季節に関係なくオープンエアの感覚を楽しめるようになりました。
ルーフを開閉する際も従来より短い時間でできるようになりました。また、ルーフオープン時でも運転席と助手席の間にある低音域スピーカーにより音楽を楽しむことができます。
ルーフオープンの際に電動ドラフトストップにより、風の巻き込みを抑えることができます。
燃費性能
「Mercedes-AMG SL 63」が9.1km/L、「SL 550」が9.6km/L、「SL 350」が12.8km/Lとなっており、「SL 350」のみエコカー減税の減税対象となっています。
↓↓↓メルセデスベンツSLクラスを下取りよりも高く売る買取術はこちら!↓↓↓