【新車購入】後悔しないボディーカラーの選び方!色別の特徴まとめ | カーライフマガジン

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自動車業界の経験者が教える、他では聞けない「クルマの基礎知識」

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同じ車でもボディーカラーが変わるだけで印象は大きく変わりますよね。
そのため、新車を購入するときにボディーカラーに悩んでしまう人も多いと思います。

実はボディーカラーが違うだけでも異なる特徴を持つことを知っていますか?

今回はボディーカラーの違いによる特徴を解説していきながら、後悔しないボディーカラーの選び方をお伝えしたいと思います。

ボディーカラー別の特徴とは?

車のボディーカラーは細かく分ければ非常にたくさんの種類がありますが、まずは「ブラック」「ホワイト」「シルバー(グレー)」「その他の色」の4つに分けて、それぞれの特徴について解説していきたいと思います。

ブラック

ブラック系のボディーカラーは高級感が出るので非常に人気のある色の1つです。 しかし、高級感のある見た目を保つには、まめに手入れをしてあげなければいけません。

ブラック系のボディカラーはとにかく汚れが目立ちやすいからです。

洗車を長い間していなかったり、洗車時の拭き上げが不十分だと、水垢が残ってしまいますが、そういった汚れもブラック系のカラーは特に目立ちやすいです。

また、普段から野ざらしの駐車場に停めている場合、黄砂のひどい時期だと1日で真っ白くなってしまうこともあります。

ブラック系では汚れだけでなく、傷にも注意しなければいけません。 車体をぶつけたり、擦ったりしなくても、洗車をするだけでも細かい傷はついてしまいます。

それは、どのボディカラーでも一緒なのですが、他の塗装色と比べて細かい線傷が目立ちやすいので、傷がたくさんついているように見えてしまいます。

非常に手入れに手間がかかってしまうブラック系のボディーカラーですが、綺麗な状態を保つことができれば、他のボディーカラーにはない迫力のある重厚さで、ワンランク上の車に見えるかっこよさが魅力です。

ホワイト

ホワイト系のボディーカラーは、ブラック系と同じく非常に人気のあるカラーです。 世界、国内ともに最も生産量の多いボディーカラーです。

パール塗装のホワイトは、ブラックとはまた違った高級感が出ます。

よくホワイトも汚れが目立ちやすいと言われますが、ブラック系に比べると黄砂や泥跳ねといった白っぽい汚れは目立ちにくい傾向にあります。
また細かい線傷はブラックよりも目立たないので、高級感のあるカラーが良いけど、手入れにできるだけ手間をかけたくないという人にはホワイト系のカラーがおすすめです。

ホワイトは膨張色なので、実際の車体よりも大きく見えるという特徴があります。
そのため、車のデザインによってはブラック系よりもホワイトの方が迫力のある印象になることもあります。

ちなみに、ホワイトパールは多くのモデルで追加料金がかかる設定になっていますが、それはどうしてか知ってますか?
以下の記事で解説していますので参考にしてみてください。

シルバー(グレー)

ホワイト、ブラックに次いで人気のあるボディーカラーがシルバーやグレーです。
シルバー系のメリットは、汚れや傷が目立ちにくいことです。

ホワイトはブラックに比べて、汚れの種類によっては目立ちにくいですが、全体的に見ればどちらかというとホワイトも汚れが目立ちやすいボディーカラーにはなります。

ブラックやホワイトのような高級感は少ないですが、汚れや傷が目立ちにくいので、車を毎日アグレッシブに使いたい人や、洗車などの手入れはほとんどしないという人にもおすすめです。
また、シルバーは夜間でも視認性に優れているので、他のボディーカラーと比べて事故率が少ないというメリットもあります。

その他の色(レッド、ブルー、イエロー、etc)

ブラック、ホワイト、シルバーといった人気カラーと比べると数は少ないですが、個性が強いのがレッド、ブルー、イエローといったボディーカラーです。

特にスポーティーな印象を与えてくれるレッドは、車のイメージカラーとして使われることも多く、車種によってはブラックやホワイトよりも人気があることもあります。

レッド、ブルー、イエローといった原色系のボディーカラーは、生産量が少ない分、周りと被ることが少ないので、個性を出したいという人におすすめです。

最近では、原色系以外のボディーカラーも増えてきています。
例えば、濃いブラウンは原色系のような派手さはないですが、汚れや傷が目立ちにくく、チョコレートのようなかわいらしさがあるということで、女性を中心に選ばれることが増えてきているボディーカラーです。

ボディーカラーによって買い取り価格が違うって本当?

ブラックやホワイトのボディーカラーを選ぶと、車を売却するときにプラス査定が付きやすいという話を聞いたことがある人も多いと思います。

車の査定額は、中古車市場の相場の影響を受けるので、人気のあるボディーカラーはそれだけプラスの評価になりやすいです。
そのため、ブラックやホワイトといったボディーカラーは、車種を問わず人気があるのでプラス査定になりやすいです。

特にパール塗装のものは評価が高くなりやすいので、ホワイトパールなどの人気色はリセールバリューが高くなりやすいです。

ただし、ブラックやホワイトであれば必ず査定価格が上がるというわけではありません。
イメージカラーが赤色の車だと、ブラックやホワイトよりもレッドのボディーカラーの方が人気があり、査定価格もレッドのボディーカラーの方が高くなることもあります。

後悔しないボディーカラーの選び方とは?

ボディーカラーを選ぶときに、なんとなく自分の好きな色を選ぶという人もいるかもしれません。 しかし、なんとなくでボディーカラーを選ぶと、後悔してしまうこともあります。

ボディーカラーで後悔しないためには、次のようなポイントをチェックしてみてください。

・こまめな洗車や手入れが苦にならないか? ・車の保管場所の環境 ・リセールバリューの高さ

・現車でボディーカラーの色味を確認する

こまめな洗車や手入れが苦にならないか?

艶のあるブラックやホワイトパールといったボディーカラーは人気のある色ですが、その分手入れも大変です。

特にブラックは、洗車や手入れを怠るとかっこよさが半減してしまいます。
普段から月に1度は手洗いで洗車をしているというような人は問題ないかもしれませんが、ほとんど自分で洗車をしたことがないという人には、ブラックはおすすめではないかもしれません。

車の保管場所の環境

ボディーカラーにとって車の保管場所も重要です。
野ざらしの駐車場では、雨や土埃などで使っていなくても汚れていってしまうので、ブラックやホワイトといったボディーカラーを選ぶと手入れが大変になりやすいです。

また、レッドやパープルといった色味は、紫外線を吸収しやすいので、屋根がない駐車場に保管していると、塗装が劣化して色が褪せてしまうことがあります。

リセールバリューの高さ

人とは違うボディーカラーで個性を出したいという人もいると思います。
しかし、周りと被らないということは、それだけ中古車市場でも人気が出にくいカラーになるので、人気色と比べてリセールバリューが低くなりやすくなってしまいます。

できるだけお得に車に乗りたいという人には、ブラックやホワイトといった人気色がおすすめです。
人と違った車に乗りたいという場合は、リセールバリューが低くなることを理解した上で選ぶのであれば、問題ないでしょう。

現車でボディーカラーの色味を確認する

車の塗装は光の反射で見え方が変わってくるので、カタログや写真とは実際の色味が異なることがあります。
ときどきカタログや写真を見ただけで、実車の色味を確認せずに購入する人がいますが、思っていたイメージと違うなんてことになりかねません。

もちろん、自分の車なので好きな色を選ぶのが1番ですが、想像していたイメージと違ってしまうと後悔してしまうこともあるので、必ず現車の色味を確認するようにしましょう。

レッド、ブルー、イエローといった少し変わったボディーカラーは、お店に現車がないことも多いですが、そういった場合は他の店舗にないか確認してもらったり、色見本を見せてもらうなど実際の色味を確認するために工夫をすると良いでしょう。

自分に合ったボディーカラーを選ぼう!

ボディーカラーは、ただ色が変わるというのではなく、色によって特徴が異なります。
そのため、満足度の高い車を購入するには、ボディーカラーの特徴に自分が合っているかどうかをチェックすることが大事です。

もし、車のボディーカラー選びに迷っているという人は、ぜひ今回の記事を参考にしながら、自分に合ったボディーカラーを見つけてみてください。

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