「2016おすすめSUV!いま買うべきはどれ?」今回は、中型のSUVについてご紹介したいと思います。
中型のSUVは、おおよそ2リッタークラス、5人乗りの一般的なSUVのクラスになります。
このサイズは特に多くのSUVが国内、海外のメーカーから販売されています。
■クロスオーバーとSUVの違い
最近よく耳にする「クロスオーバー」というの言葉の意味をご存知でしょうか。
「クロスオーバー」とは、普通乗用車にSUV風のグリルや樹脂のドアガードを付けて、タイヤとサスペンション調整で、若干車高をアップさせた車両を言います。
例えば、レガシィアウトバックや、アウディA4オールロードクワトロなどがそれに当たります。
ちなみに、今回のこの記事では、「クロスオーバー」はSUVに含めず、純粋なSUVからおすすめを選んでいきたいと思います。
■日産の硬派SUVエクストレイルがライトにハイブリッドに
日産エクストレイルは、日産の大人気SUVです。
2000年に初代が発売され、2013年に現行の3代目エクストレイルが発売されました。
2代目までは直線を基調としたボクシーなスタイリングでしたが、3代目は流麗なデザインを持つSUVに生まれ変わりました。
2代目までのエクストレイルがガンガンオフロードを走るというイメージであったのに対して現行型は、街で乗ってもお洒落と思えるデザインになっています。
エクストレイルは2リッターガソリンエンジンが主体のラインナップですが、2015年にハイブリッドがラインナップされ、燃費は20.6km/L(FF車)と、とても優秀です。
そして、安全装備も自動ブレーキ、踏み間違い防止機能、車線逸脱防止機能や、駐車を自動で行ってくれる機能など最新機能が満載です。
エクストレイルは、初代から一貫して、道具として使える車を売りにしてきました。その為、防水加工のシートや、洗えるトランクボードなどが売りでしたが、新型も同様に防水のシート、防水のトランクルームを選ぶこともできます。
そして、実はこのクラスで唯一の3列7名乗車が可能です。
■新生マツダの立役者マツダ・CX-5はSUVの新基準
マツダのCX-5は現在のマツダのヒット商品連発の先駆けとなるSUVです。
マツダの新しいデザインテーマである「鼓動」デザインと、「SKY ACTIVE」テクノロジーを採用したモデルで、2012年の発売以降順調に人気を伸ばしています。
エンジンは、2リッターもしくは、2.5リッターガソリンエンジンと2.2リッターディーゼルターボエンジンを採用しています。
CX-5は、このクラスでエクストレイルに続いてクリーンディーゼルを採用したことが話題となりました。
CX-5以降、国内でもクリーンディーゼルの知名度が上昇し、それまで悪者だと思われていたディーゼルを燃費が良く、環境に良いというイメージに転換した立役者だと言ってもいいでしょう。
このディーゼルエンジンは、排ガス浄化に高価な後処理システムを使用しない設計になっており、リーズナブルな価格のディーゼルエンジンを実現しています。
他に、CX-5がヒットしている要因として、CVT全盛の国産車メーカーの中で、トルコンの6速ATを採用していることや、運転ポジションを重視して車内を設計したためとても自然にドライビングポジションを取ることができるなど、欧州車にも負けない魅力がある点が受けていると思われます。
■4駆+アイサイトの安全性能=スバル・フォレスター
4駆と言えばスバル、そんなスバルのSUVがスバルフォレスターです。
スバルフォレスターは、スバルの特徴である低重心の水平対向エンジンと、水平対向エンジンのドライブシャフトが車両の中心にあるためバランスの良い4駆システムでとてもバランスの良くて走りの良いSUVです。
フォレスターの一番の売りは、特に安全装備にあります。
アイサイトは、装備されたカメラで立体的に画像を認識して、バイクや時点shを認識する自動ブレーキ、自動追従のクルーズコントロール、斜線逸脱防止補助機能など、安全装備がとても充実しています。
アイサイトを装備している車と装備していない車の販売後の追跡調査ではアイサイト搭載車は非搭載車に比べて60%事故が少なかったというレポートまであるのですから驚きです。
■レクサスの最新型SUV LEXUS・RX
LEXUS・RXは、レクサスブランドの中型SUVです。
4代目となるRXは、外観のみならず、内部にも大きな変更が加えられました。
内部ではエンジンを保持するマウントを車両の重心に寄せたり、スタビライザーを大径化するなどなどの大幅な変更が加えられています。
エンジンは、欧州では当たり前となったダウンサイジングターボと呼ばれるガソリン2リッター4気筒ターボエンジンを搭載したRX200tと、V6 3.5リッターエンジン+ハイブリッドシステムのRX450hがラインナップされます。
RX450hはなんと18.8km/Lという燃費性能の持ち主で(RX200tは11.8km/L)450hのスペックからすると相当燃費が良いと言うことになります。
RXはエクステリアも、とても先鋭的です。
フロントは大型のスピンドルグリルと、LEDヘッドライトがシャープな顔つきを演出し、サイドに回ると、ブラックアウトされたCピラーのおかげで、横から見るとルーフが浮いているように見えるデザインとなっています。
安全装備ももちろん万全です。
自動ブレーキはもちろん、車線内からはみ出さないようにステアリングをアシストする機能に加えてLEDヘッドライトのの自動ハイビーム、前車追従のクルーズコントロールが装備されます。
■中型SUVおすすめの一台は?
中型SUVおすすめのは、ずばりLEXUS・RXです。
RXはモデルチェンジしたばかりですが、街中でもよく見かけます。
それは、LEXUSとしての高級感と先進性を持った車となってるためでしょう。
エクステリアデザインもとても先鋭的で多くの人が素直に格好良いと思える物となっているところが素晴らしいといえます。
RXは、かつてのSUVの様な、街より郊外が似合うデザインから、街で乗って格好良いSUVになっています。
わざわざ郊外に出かけずとも、都会でも冒険は可能です。
RXならそんな毎日を冒険に変えてくれそうな何かがあるように感じられます。
今回ピックアップした他のメーカーの車達とは一線を画す高級感は、お財布が許すならば是非とも手に入れたい一台と言っても良いのではないでしょうか。
次回は小型SUVについて2016年のおすすめの1台を発表していきますのでお楽しみに。
⇒ 2016おすすめSUV!いま買うべきはどれ?其の三(小型編) はこちら