新車価格帯 | 444万~578万円 | おすすめグレード | RX450h |
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JC08モード燃費 | 17.4km/L | エコカー減税 | 一部対象 |
排気量 | 1,797cc | 車両重量 | 2,040kg |
最高出力 | 183kW(249PS) | 最大トルク | 317N・m(32.3kgf・m) |
月間販売台数 | – | リセールバリュー |
RXはトヨタ自動車の高級車専用部門、レクサスが製造している大型クロスオーバーSUVであります。「高級クロスオーバーSUV」というジャンルを先駆けて開拓した車種です。
初代・2代目RXは日本国内ではトヨタハリアーとしてラインナップされており、日本国内でも高い評価を得ています。
初代RXが発売されたのは1998年です。北アメリカ市場で絶大な人気を誇り、その5年後にフルモデルチェンジが行われ2代目に移行するまでに、販売台数は37万台にまでのぼりました。
2003年にRX初めてのモデルチェンジがおこなわれましたが、初代同様北アメリカで高い支持を得ており、生産拠点であったトヨタ自動車九州だけで製造することが難しくなり、カナダにあるトヨタ自動車の製造拠点でも生産されるようになりました。
そしてRXは2005年に世界で初めて高級SUVハイブリッド仕様車である「RX400h」を販売し、ヨーロッパやアジアでも2006年から販売がスタートしています。またこの代から、先代が搭載していた3.3Lエンジンではなく、3.5Lエンジンを採用しており、名前も「RX350」へ変更されました。
3代目RXは2007年に開催された東京モータショーでコンセプトモデルを発表し、2008年11月にロサンゼルスで正式に販売が決定しました。日本国内で販売が開始されたのは、2009年でした。発表されたグレードは「RX350」「RX450h」の2種類でしたが、2010年に「RX270」が追加され3種類になりました。
2代目まではトヨタブランドとレクサスブランドで別名称で販売されていましたが、この世代からはレクサスとトヨタで全く違う物を展開していくことになりました。
2代目RXまではスポーティでエレガントなイメージがありましたが、3代目RXからはバンパーコーナーを後方に構える等、塊感を演出することでSUVとしての印象を浮き彫りにしています。
しかし初代から受け継がれるセダンの乗り心地は変わらず、室内カラーを3色のダークカラーから選択することができるので、落ち着いたラグジュアリーな空間を体感することができます。
RXに搭載されているエンジンは、3.5L V型6気筒エンジン(2GR-FE)、2.7L 直列4気筒エンジン(1AR-FE)の2種類があります。
3.5L V6エンジンは、とてもハイパワーな乗り心地を実感することが出来、2.7L L4エンジンは優れたパワーと燃費性能を実感することが出来ます。
ハイブリッドモデルである「RX450h」は、3.5L V型6気筒エンジン(2GR-FXE)とモーターを組み合わせたハイブリッドシステムが搭載されており、優れた燃費性能と力強い走行性能を両立しています。
また、「RX450h」に採用されているエンジンは、VVT-iを採用したアトキンソンサイクルエンジンなので、無駄な燃料消費を抑えます。
マウス感覚で操作できるリモートタッチや、簡易ナビゲーションや速度などが表示されるヘッドアップディスプレイなどの快適装備も充実しています。
バックドアは電動開閉式を採用しているので、スイッチ一つで自動で開閉させることが出来ます。また、運転席・助手席のシートはふとももにあたる部分のクッションを前後に調節することができ、最高の乗り心地を提供します。
燃費性能
燃費性能は、ノーマルモデルである「RX350」のAWD車が8.9km/L、2WD車が9.1km/L、「RX270」が10.0km/Lとなっています。
ハイブリッドモデルである「RX450h」は、AWD車が16.8km/L、2WD車が17.4km/Lとなっています。ハイブリッドモデルでは、平成27年度燃費基準+20%を達成しており、エコカー減税の減税対象となっています。
エコレベルメーターや燃費などの様々な情報を確認することができ、エコドライブを身につけることが出来るハーモニアスドライビングナビゲーターが搭載されています。